7月に飲食店を始めるという情報が広まるにつれ、いろんな方々からの声が届く。応援、ご賛同、ご忠告、ご叱責、どれもありがたく受取りながら、周りは想像した以上に、自分のことを見ているんだなと気付いた。「あなたは人がいいから騙されないように」が主な意見だ。

私は隠密行動を取るのが苦手な上に、良かれと思った人物を周りに紹介する癖がある。ビジネスや友好関係がプラスの面で広がるのを願っての行動だが、いつも成功するとは限らない。必要なければすぐにNOと言ってくれる人は稀で、相手も私を不快にさせないようにと気を使い、大人の顔の付き合いが続く。

そして公式な席の二次会で、酔ってポロリと出る本音。
「実は今まで黙ってたんだけどね、あの○○さんって人は・・」とか「大丈夫かい?前に紹介された○○さんみたいに、人を騙して金を引っ張ろうとしてるんじゃないか?」とか、まるで私が詐欺師のカモになったかのように心配してくれるのである。

「人の噂も七十五日」という諺は、季節が一つ過ぎれば悪い噂なんて消えてしまうという意味であるが、本当にそうだろうか。スキャンダル探しに追われるマスコミや、隣に住んでいる人の顔も知らない大都会ならともかく、狭い地域社会では逆のことが起き得る。お節介好きの集まった井戸端会議で、噂が育って事実として定着することも多々あるのだ。

嫌なのは「ブルータスお前もか!」』という日記に書いたように、人間関係が回りまわって信用度を落とすきっかけは、自分の不注意な行動や認識にある。おっちょこちょいは戒めて、石橋は何度でも叩いてから渡ろう。

淋しいのは誰ひとり声をかけてくれなくなること。「大丈夫かい?」と気にかけてくれる皆さんに頭を下げ感謝しながら、今日も午後のお仕事に行ってきまーす!