文章で稼ぐ贅沢

作詞からプログラミングまで、文字を並べて生きる物書きのひとりごと @ 逗子

カテゴリ: 美容・健康・フィットネス

ジリジリと太陽が照り付け、今日は30℃近くまで気温が上がるらしい。もう夏かな。ゴールデンウィークに楽したツケがきた私は、〆切が重なって、また徹夜の日々が続いている。

身体が鈍らないように、最近始めたのが階段の上り下りだ。短時間で心肺機能を強化し、エアロバイク並みの運動量があるという。

今年105歳になる日野原重明先生いわく、
「私は、建物の中や駅のエスカレーターを用いず、階段を急ぎ足で上がっている。一段一段を吐いて、吐いて、吐いてと3連続で吐息して、あと一息吸気し、それを繰り返して階段を上がっている」。

足腰の大きな筋肉の衰えを防ぐと、基礎代謝が活性化され、脂肪のつきにくい体になると聞いて、外出時にはわざわざ階段を探すようになった。

うちの近所でもっぱらのお気に入りは、滅多に人が通らない新緑の階段。桜もツツジも終わったけれど、行くと必ず出会う友だちができた。一歳ぐらいの地域猫である。

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人差し指を鼻先に持っていくと、猫の習性でクンクン。「かわいいね、いい子だね」という呼び掛けには目を細め、いつまでも頭を撫でさせてくれる。

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長い階段を数回上り下りして、不思議そうに眺めている猫に、また明日ね!のバイバイ。ちょこんと佇んで見送ってくれるのが可愛くて、運動がてら会いに行くのが日課になった。

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うちに戻れば仕事の合間に、メゾネットの階段でも昇降トレーニング。面白そうに走って追いかけてくる与六も、一緒にスリムになって欲しいな。今年8歳になったけれど、足腰を鍛えて長寿猫になってくれるよう願っている。

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追記: 2017.6.1

このハチワレくんも友だちです。

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何匹いるでしょうか。

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ニュースサイトを見ていたら、医療従事者が避ける食べ物ランキングが目に留まった。マイナビニュースが会員から得たアンケート結果を引用させていただく。

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普段の食生活で食べるのをできるだけ控えている食品を教えてください:

1位: カップ麺・レトルト食品全般(42.9%)
2位: スナック菓子全般(41.8%)
3位: 揚げ物全般(32.7%)
4位: 油脂類全般(30.6%)
5位: 穀類(ご飯・パン・麺類含む)全般(11.2%)

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驚いたのは、私もほぼ同じ順番なこと。カップ麺、スナック菓子には全く手を出さないし、レトルト食品は特有のモアッとした臭いが嫌いだ。

半年間の断酒中に味覚と臭覚が繊細になったのか、化学調味料が苦手になった。揚げ物は油がよほど良質でなければ胸焼けするし、バター・マーガリン類は昔から使わない。

穀類はブランチに食パンを1枚、夕食にご飯を1膳と決め、パスタ類は外食の時たまに食べる程度だ。ラーメンも2年近く食べていないと思う。

週末は葉山マリーナに浮かべたヨットで宴会をしたのだが、賄い担当の私としてはキッチンに常備してある調味料が気に入らない。
味付き塩こしょうや本だしは味の素くさいのでNG。チューブ入りの生姜やニンニクもNG。できるだけナチュラルな調味料や香味野菜を家から持参して、素材か本来持っている味を楽しむことにしている。

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世の中の穢れにはどっぷり浸かってきた人生だけれど、そのぶん綺麗なものに惹かれるようになった。
外見からは分からなくても、内蔵にこびりついたケミカルなヘドロをこそげ落としたい。高価な化粧品やブランド服では繕えない、「内側」「中」の美が気にかかるアンチエイジング世代である。
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今日はとんでもない物忘れをした。「飛んで火にいる夏の虫」が出てこなくて、「夏の蛾?」「夏のハエ?」と首をひねりながら、とうとうネット検索。それも「火に飛び込む夏」で検索して、ちゃんと正しいことわざが表示されるのだから、Google恐るべしである。

この物忘れのひどさは認知症の始まりだろうか。でも人の名前を覚えられないのは今に始まったことではなく、もだえ苦しみながら思い出して、「今度こそ!」と頭に刻んでもまた忘れる。
特に芸能人の名前に関してはダメで、「あの〇〇に出てた人」と映画の名前を言おうとするが、その映画が何だったか、正確なタイトルが出て来ないのだから始末が悪い。

先日、「奇蹟がくれた数式」という映画を見て、主役のインド人を演じた俳優をどこかで見たと思った。ストーリーは思い出しても「スラムドッグ$ミリオネア」のタイトルが言えず、一緒に見た友人に「ほら、クイズで勝ち抜いていくヤツ、みのもんたが司会したクイズ番組みたいなので・・・」と身振り手振りで説明し、結局は分からずじまい。

帰りの電車でネット検索すれば、なんとまあ、デーヴ・パテールは両方の映画の主役だったことが分かったのである。そりゃ、どこかで見た顔のはずだ。8年も経っているから思い出せないのか、健忘症なのか、ますます不安になってしまう。

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顔は思い出せるのに名前が出て来ないのは、視覚情報に頼り切っているからで、最初から名前を覚えようとする意識が足りなかったせいと言われている。顔や体つきなど画像の情報は右脳、名前など文字情報は左脳で覚えるのだから、両方を結びつける接点が見つからない状態だ。これが良くない。

分からなければすぐにスマホやパソコンで検索してしまうと、右脳と左脳を繋げようというパルスが無くなり、暗記能力まで低下してしまう恐れがあるのだ。

こうしてパソコンに向かいながら、ふと後ろの本棚を振り返ると、今はほとんど開かなくなった辞書が並んでいる。国語辞典、漢和辞典、類語辞典、ことわざ辞典、方言辞典、日本語表現辞典、差別語辞典・・・と、昔はこれだけの辞典を調べながら原稿を書いていたのに、今ではGoogle検索ばかり。それも曖昧な言葉を入力すれば、「もしかして」と電子頭脳が正しい検索語まで表示してくれるのだから、頭脳が退化していくわけだ。

もし大停電が続いてインターネットが使えなくなったら、どれだけの国民の頭脳が路頭に迷うだろう。思い出せないことがあっても痺れを切らさずに、自分ひとりで時間をかけて記憶の糸を辿り、ニューロンとニューロンを繋ぐシナプスの結合を復活させなくては。顔と身体だけでなく頭脳のアンチエイジングこそが、若さを保つ秘訣なのだとつくづく思っている。
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10月が残り1週間になり、あっという間に晩秋。ファッションと美容の仕事が加わってから忙しくなって、去年みたいにのんびり空を眺めている暇がない。

寝坊した今日はTシャツの上にジャケットを着て飛び出した。首筋をすり抜ける北風に、マフラーが欲しい気温だ。ハロウィン、クリスマス、大晦日はすぐそこまで来ている。

寒々しい気分になる一歩手前で、目に入ったのは最後の一輪になった薔薇。そしてゼラニウム、おしろい花。終わりが近づいても頑張っている花たちが、真紅、朱色、紅色の快活さをプレゼントしてくれた。

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ふと思い出したのが、ユーミンの「メトロポリスの片隅で」という歌。

♪ ごらんそびえるビルの群れ
悲しくなんかないわ
ときどき胸を刺す夏のかけら
きらめく思い出が痛いけど
私は夢見る Single Girl ♪

私はこの歌の主人公よりは何十歳も年上だけど、まだまだ世間が必要としてくれる現役だ。家に籠って余生を過ごす、老たけた仙人になってはいけないのである。

ベージュじゃなくて赤い口紅。
ペタンコ靴じゃなくてピンヒールのパンプス。
茶飲み友達じゃなくて年下のボーイフレンド。

周りがOKと認めてくれるうちは、歳だからと自主規制する必要はない。心は老化せずにいることが、顔も身体も若々しくいられる秘訣。潔く散るときが来るまでは、真紅の薔薇でいられるようにしよう。

来月からはファッション誌の美容関係のレポも始まる。アンチエイジングじゃなく、ポジティブエイジングを心がけていきたい。


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いつまでも若々しく健康でありたいのは、人間ならではの願望だ。しかし医学が進歩して平均寿命が延びていくと、いったい自分は何歳まで生きるのか、身体が未知の領域に入っていくように感じる。呆けもせず、寝たきりにもならず、PPK(ピンピンコロリ)のグループに入れるかどうか、同年代たちのサバイバルゲームが始まったのかもしれない。

特にこの1週間は焦った。かつての飲み仲間が肝臓癌になったと人伝に聞いたり、ずっと連絡の途絶えていた友人から「倒れて救急搬送されて入院していた」と電話があったり、暗い話が立て続けに耳に入るのだ。次は私の番かなと不安になって、凝り性な性格は健康オタクにまっしぐら。半年前の私には有り得なかった暮らし方になった。

人付き合いを考えてアルコールは週1程度に復活したけれど、できれば蒸留酒を1杯だけで留める。食事は良質のたんぱく質と緑黄色野菜をたっぷり摂って、デザートはポリフェノール豊富な葛粉と黒砂糖少々で手作り。コンビニやファストフードは絶対に近寄らない。

美肌には基礎化粧品を使わずに水洗顔のみで、天然の保湿成分を引き出す。UVケアのしすぎはビタミンDが不足して骨粗鬆症になるので、午前中はベランダで足だけ15分の日光浴。ついでにストレッチ、腕立て伏せ、腹筋・背筋など自作のトレーニングメニューを行ったあと、帽子をかぶって家の周りをウォーキングする。

さらには薬に頼らない身体となるために、依存気味であった睡眠導入剤をやめる決心をした。酒代が不要になった分を書籍代に回して、活字を読むことで自然な眠気を呼び込む。嫌なこと・辛いことから逃げるのに、服用すると30分で眠くなるマイスリーは便利だったけれど、それじゃストレスは一向に無くならない。就寝前は読書タイム。生き方を示唆してくれる本を繰り返し読むことで、根本的な迷いを解消する方向に心を持って行ったのである。

「鳥は飛び方を変えることができないけれども、人間は決意次第で生き方の習慣を変えることができます」とは、100歳を越えて現役の医師である日野原重明さんの提言。喫煙、日々の食事、運動の有無などの習慣によって病気が引き起こされることがあるとして、「成人病」の呼称を「生活習慣病」という言葉に改称したのも日野原氏だ。毎日何気なく暮らしている中で、無意識的に続けている習慣は本当に良い物なのか。習慣の選択が心のありようも変えることに気付かなくてはならない。

自堕落な生活をしている人は魅力的に見える。しかし歳を取っても美しく生きるためには、リセットしなくちゃいけないタイミングがやってくる。2つに分岐した道の一方を歩き始めた人生の過渡期。変わっていく周辺の景色に驚いているこの頃である。



追記:
昨夜のYOMIURI ONLINEに「あいさつをしたり、朝食をとったりするなどの生活習慣を身につけ、家の手伝いをする子供ほど、スマートフォンや携帯電話を所有していてもあまり熱中しない傾向が、国立青少年教育振興機構が2日に発表した調査でわかった。」の記事が掲載されていた。
自分らしく、主体的に生きる方法を早くから身に付けているのは素晴らしい。大人たちもスマホに奪われている時間の膨大さに気づかないと。
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