グルメ・レシピ

July 27, 2008

投げ釣りにチャレンジ

この夏お財布の中に新しいスタンプカードが増えた。「つり具の上州屋」で、投げ釣り竿や仕掛けなど初心者用グッズを揃えた際のカードだ。

「ピクニックみたい!」とワクワクしながら、サンドイッチや飲み物を詰めたクーラーボックスを下げて小坪漁港の岸壁まで歩く。
師匠は小坪育ちのKくん。テンビンの装着を手際よくこなし、私には絶対に触れないジャリメを針に付けてくれる。

シューッ!ポチャン!
この日は湾の中でも波が立つほど風が強く、海底に当たるオモリの感触が分かりづらい。
「置いておけば魚の方から寄ってきますよ」と言われても、ちょこちょこと海底を探って当たりを今か今かと待つ。

小坪漁港

5分ほどして、初めて釣りをする仲間の1人が「来た〜っ!」と声をあげた。
獲物はビギナーズラックを絵に描いたような、大きめの白ギス。師匠も負けじとテトラポットから自分の釣りを始める。

自転車に乗って様子を見に来た近くの飲食店のオーナーたちも、竿を手にとって真剣な表情。ジモティの彼らにとって魚釣りは子供のころからの遊びで、テトラの下に潜ってアワビを取ったとか、それを売ってお小遣い稼ぎをしたとか、武勇伝には事欠かない。

セミプロ漁師の彼ら曰く、餌は取られてるんだから何か釣らないことには悔しくて帰れない。仕事そっちのけで何度もトライする。

テトラから

5人でワイワイと数時間。成果は白ギスが4匹、リリースしたゴンズイ2匹、ヒイラギ1匹、ダボハゼ1匹であった。

白ギスは石釜焼きのピザ屋に持ち込んで調理をお願いする。途中参加で成果なしだったオーナーのKくんが、上手にさばいてハーブ焼きを作ってくれた。スパークリングワインの白を飲みながら、ガーリックのきいた身を口に入れると「ん〜、最高っ!」。
釣った魚がだんだんと大きくなる武勇伝をお土産に、その夜は友人たちのお店をハシゴしたことは言うまでもない。

キス4匹キスのハーブ焼き


追記:
味をしめて江の島の夜釣りにチャレンジ。
沢山釣れたら寿司屋のHくんにさばいてもらう予定だったが、結果は師匠が釣った舌平目1匹とリリースしたゴンズイ1匹だった^^;
我が家に持ち帰ってバターをきかせた舌平目のムニエルに。小さな魚をみんなでつつく幸せもオツなものである。

舌平目

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July 20, 2008

携帯どうぞ煙草どうぞの横須賀

湘南の居酒屋巡りが少々マンネリ化してきて、最近興味を持ち始めたのは横須賀。
逗子のレストランバー「海音」のオーナーに情報を求めると、「前ほど面白い店はなくなったよ」と言いながらも、鳥を一羽丸ごと揚げたメニューがある店を紹介してくれた。

京急線・横須賀中央駅の近くにある「やきとり忠孝(ちゅうこう)」だ。
土曜日の夕方6時は既に満席。モクモクと煙が上がる焼き台の近く、カウンターに陣取って4人テーブルが空くのを待つ。

目に付いた注意書きが気に入った。
「携帯電話はどんどんおかけ下さい。煙草はどんどんお吸い下さい。ただし、寝ないで下さい。」
レトロな庶民性が滲み出た店内では、ヤンキー風なスタッフたちがきびきびと働いている。

忠孝忠孝2面白い注意書き


焼き鳥メニューの中で最初のお勧めは「満州焼」。羊肉に濃厚なタレがたっぷりで、生ビールにぴったり。トリネギ、カシラ、シロ・・と小皿が並び始めた頃に、黒ホッピーを注文する。

恥ずかしながらホッピーの飲み方は、大船のホルモン焼屋で最近知ったばかり。瓶から半分だけグラスに注いで後は取っておく。飲み干したら「ナカください」と頼んで残りのホッピーを注げば、二杯ぴったりいけるんだな。オヤジ道を極めていく自分が可愛くなったりする。

そして今日のメインは1日5食限定の「唐揚げ大王」。ナイフとフォークが添えられたダイナミックな鳥の丸揚げに、思わず皆で拍手して写メ大会になる。3〜4人前というだけあって食べ応えがあるが、味はあっさり目なので胃には優しい。
付け合せに頼んだもう1皿は「キャベツ焼」。四角く切ったキャベツを串刺しして焼いているのが、香ばしくでシャキシャキだ。

焼き鳥からあげ大王キャベツ焼


酔っ払ったあげく、小腹に入れたくなるのはラーメン。「近くに美味しい店はありませんか?」と聞いたところ、なんと店長が先導して「壱六家」まで案内してくれた。磯子に本店がある横浜系トンコツラーメンは意外とあっさりしているので、ついつい完食。

壱六家


最後はドブ板通りのクラブに乱入して、ブラザーたちに混じりながら踊りまくって運動したものの、翌朝の体重計が怖すぎる。
それでも私たち飲み仲間、「楽しかったね」の同報メールには「次はどこに行こうか?」の結びを忘れない、懲りない面々である。



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July 09, 2008

今日のランチ

逗子市小坪、石窯焼きピザ屋の「自遊人処」でまったりしています。
今日はさほど暑くもなく、カエデの緑が優しい。

子どもたちを連れたママのグループが大テーブルを囲んでいます。
石窯を覗きにくる3才の隼人くん。
「大きくなったら何になりたい?」って聞いたら、「ウルトラマン!」だって!!
本当になれたらいいね。ううん、信じてたらきっと夢は叶うよ。
赤ちゃんの手のひらみたいな葉をしてるカエデが応援しています。

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June 12, 2008

ニッポンの味カレーうどん

先週の土曜日、パーティーにおばんざいをケータリングしてくれた出張料理人・ひなちゃんが自慢のランチを始めた。
逗子なぎさ通りの立ち飲み屋「三遊亭」の定休日(毎週木曜日)に店を間借りした「ひなやのカレーうどん」だ。

三遊亭

彼女は政治家がよく使う某料亭の元女将であり、食へのこだわりは群を抜いている。鍋のシーズンには「せっかくの素材が煮えすぎるのを見ていられない」と、お店のテーブルをぐるぐると回っては鍋奉行ぶりを発揮していたという。

「前の店でもランチ時は、100人のうち7割がカレーうどんを頼んだんですよ」
ということは、蕎麦屋のありがちなカレーうどんとは違うんだなと期待度が高まる。

木曜日11時半から16時営業ひなちゃん


カウンターにキャッシュオンの500円を置いて待つこと数分。
夕べから仕込んでおいたカレースープに茹で上がったうどん。半熟玉子、焼いた揚げ、葱の小口切り、白ゴマという見た目すっきりのトッピングだ。

ひなやのカレーうどん


「最初はカレーの味を楽しんで、後から玉子を崩して下さいね」と今日はカレーうどん奉行。チュルチュルっと麺をすすると、程よくスパイシーな辛さが喉に通っていく。
うどんを食べたあとは、しゃもじで白飯を入れてくれるので、スープを残さず堪能できる。

先発隊として1時間前にチャレンジした友人からはメールで感想。
「濃くがあって辛さも中辛、ちょいライスが最後に加わり見事スッカリどんぶりは空っぽになりました!! (中略)しいて言えば今汗がだくだくだぁ。早く暑い夏に食べたい

さらに私が感想をプラスするなら、立ち飲みのカウンターで良かった!
高さとして調度良いのか、麺をチュルチュルしてもスープが飛び散らず、服を汚すことなく完食できたからだ。

また来るね〜と外に出て、潮風交じりの空気を深呼吸。口の中がスーッと気持ち良い。
木曜日のカレーうどんが逗子名物になることを期待しよう。

(場所:逗子駅東口改札を出たら右に曲がって、なぎさ通りを徒歩約5分。スーパーマーケットOKストアの左斜め前にある「三遊亭」。
営業:毎週木曜日11:30〜16:00・立ち食いで500円)

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June 02, 2008

逗子食べ歩き5本勝負

雨模様だった土曜日とは一変。日曜日の逗子は外に出なくちゃ損をするほどの上天気だ。

昨夜(というより今朝まで)毛目子でテーブルを囲んだ仲間、ゆうき食堂のスタッフのK太郎くんを訪ねて、お昼ごはんに出発した。
11時半に到着すれば、空席待ちのお客がすでに列をなしている。
カウンターで注文している最中に、プジョーの自転車でもう1人友人が駆けつけた。

「今なら絶対においしいのはサワラだよ!」と聞いていた通り、本サワラのあぶり焼きを頼んでテーブルへ。他にもアジやマグロの刺身、アジのフライが大盛りのご飯と共に並ぶ。
戦場のように忙しいキッチンから、時おりK太郎くんが顔を出して「イェイ!」。
「おまけがないぞ〜!」と笑いながら野次を飛ばしているうちに、またもう1人、大船から友人が駆けつけた。

ゆうき食堂鯵フライと刺身定食メニュー


食後の散歩はいつも通り、逗子マリーナを抜けて材木座海岸へ。
ビーチには所狭しとサーフボードが並び、早々と海の家の基礎作りも始まっている。

材木座海岸材木座海岸2材木座海岸3


お茶するのは「湘南ウクレレ塾」の看板を掲げたカフェ&レストランのALOHA CUBE
ここは昼間はジェットスキー、サーフィン、ウクレレ、フラダンスのお教室もあり、夜はバー営業でのライブもあり、みんなを集めてバーベキューもあり、さらには2人のお子さんをメインに家族揃ってCDデビューもするという、湘南の全てが詰まったようなお店だ。
オーナのUさんから「ゆり子先生、チラシが出来ましたよ」と、宣伝用のチラシを頂く。

アロハキューブハル&チッチ


自宅に戻って一休みして、日の明るいうちから夜の部へ。
逗子なぎさ通りにある立ち飲み屋・三遊亭の暖簾をくぐれば、カウンターの向こうからコック姿のHさんが「ゆりさん、いらっしゃい!」
イラストレーターの大御所・鈴木英人さんも毎日顔を出す、自由人の溜まり場だ。
ビール1杯350円、おつまみは50円から最高でも350円まで。ねぎチャーシュー、シジミの佃煮、きゅうりトースト、豚舌とキャベツ炒め、チキンピカタ、ポテトサラダがお勧めだ。

三遊亭

三遊亭のすぐ近くには、逗子で一番人気の焼肉店・東海園。
オーナーのTちゃんとは立ち飲み仲間&カラオケ仲間で、体育会系の一本気な人柄が憎めない。
レバ刺し、タン塩、カルビ、コブクロ、サンチュ、おばあちゃん手作りのキムチ・・、小坪でケータリングサービスをしている料理人・ひなちゃんが焼肉奉行ぶりを発揮してくれたおかげで、いつもの倍おいしく食べることが出来た。
今回はオーダーしなかったけれど、参鶏湯(サムゲタン)は絶対にお勧め。1500円で2〜3人前はあり、骨もホロホロと充分に煮込まれていて美容に良い事この上ない。

レバ刺しタン塩カルビ

コブクロキムチ参鶏湯


さらにさらに、まだ食いに行くか〜?? JJ.MONKSに乱入。
お勧めの赤ワインに豚肉のサラダとペンネアラビアータ、世界でいちばん美味しいと保証できるハンバーグをオーダーした。
いつの間にか葉山・日影茶屋のオーナーや鈴木英人さんも現れて、ジモティだけになった日曜日の夜は更けていく。

豚肉のサラダペンネアラビアータハンバーグ


行く先々で仲間が増えていくブレーメンの音楽隊。
あくる朝の体重計が何よりも怖い、逗子で食い倒れの1日であった。

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May 18, 2008

屋久島からのサプライズ

「今、屋久島ではまっているもの・・それは竹の子採り!!ニョキニョキ。母の日ってことで?ゆりさん達にも食べてもらいたいなァ〜と思ったから、採りたて、ホカホカの竹の子君たち(まだけ)を送りまぁす!!」

今朝の宅配便で届いた段ボール箱を空けると、何十本もの竹の子(真竹の子)と共に、絵文字いっぱいの手紙。屋久島の友人から届いた嬉しいサプライズだ。
屋久島では豪快に2シーター(軽トラック)をかっ飛ばす彼女は、いつもニコニコ、ハートの綺麗な天然ガールである。
私を母と思ってくれてるのかと苦笑いしながら、日曜日の用事が出来たことを喜ぶ。

屋久島のたけのこ

さてどうやって食べようか?
アルミホイルで包んでオーブンで焼いてもいいけれど、ここはもう1人ハートの綺麗な友人にお願いすることにした。
ご近所の石釜焼きピザ屋「自遊人処」のオーナーSくんに、試し焼きして貰うことにした。

以前とうもろこしを焼いた経験からと、お皿の上にそのまま竹の子を乗せて石釜の奥深くに入れる。
お喋りをしているうちに、皮が真っ黒に焦げて焼き上がり。
アチアチと言いながら釜の横で皮を剥いていくと、ジューシーな白い中身が現れる。

自遊人処にて焼きたけのこ焼きたけのこ完成


ちょっとお醤油を付けて、さっそく裏方で試食。「おいしい!」と一同に顔を見合わせた。
400度の高温で焼いただけあり、えぐみが飛んで舌触りもなめらかだ。
他のお客様にも食べていただくと、幸せの香りがどんどん広がっていく。

冷たい生ビールをを注いだテラス席は、我が家のようなゆったりとした午後。
きな臭いビジネスの用件を携帯電話で済ませているうちに、こちらの安堵感が伝わっていくのか、向こうの声も朗らかになる。

周りではいつの間にかお客同士の会話が始まり、スパークリングワインを追加。
「こっちはポカポカ陽気で常に眠い・・・Zzz」と書かれていた屋久島からの手紙が伝染したのか、私もほんわかと眠くなる。

ありがとう。屋久島の竹の子は逗子の親善大使になったよ!
帰り道、軽くなった手提げ籠には幸せの空気がいっぱいに詰まっていた。

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May 07, 2008

BBQの湘南スタイル

湘南で暮らす人間たちは、とかく集まることが大好きだ。どこかの店というよりも基本的には誰かの家。もっと大人数になればビーチに集まって、当然のごとくバーベキューが始まる。

まずはGWのお呼ばれ編。
材木座のアロハキューブが主催するBBQは小雨模様でのスタートだったけれど、いつも海に入っているサーファーたちには「そんなの関係ない!」。
テントを張り幾つもの焼き台をセットして、100名のゲストを予想したBIGパーティーだ。

BBQ開始肉焼きまーす


砂浜のステージではウクレレの演奏が始まり、CDデビューが決まった子供たちの歌、おやじバンドの加山雄三メドレー、三味線とウクレレのコラボ、少女たちのフラダンス・・と、取り囲むみんなから拍手が沸き起こる。

ウクレレデビュー間近おやぢバンド
フラガール振り向けばビーチ


傍らでは泥んこになって遊ぶ子供たち。肉の匂いに誘われて「腹減ったワン!」と走り回る犬たち。ウエットスーツに着替えた若いママが友人にベビーを預け、誰の家族とも関係なくパーティー全体が大きなファミリーだ。

子供たちと犬いい匂いだワン腹減ったワン


振り向けば海を滑るスケーターみたいなウィンドサーフィン。空を仰げば誰かがジョーズの形をした凧をあげている。
お腹いっぱい、まったりのんびり、どこまでも平和な午後が過ぎていった。



次はGWのお招き編。
恒例になりつつある我が家でのBBQは、グルメ自慢のゲストたちが食材とお酒を持ってやってくる。レストランのオーナーたちも参加して、焼き加減や味付けにはチョイうるさい。

慣れた手つきでサザエのお刺身を作ってくれるKくん。「モエを持ってきました」とシャンパンボトルを差し出すSくん。山口県のお土産・鯨の珍味を披露するK画伯。
階下にタクシーが止まり最後のゲストが登場すると、待ってましたの歓声と拍手。グラスに乾杯のお酒を注ぎ始める。

乾杯の準備ゲスト到着


BBQグリルでの今日の花形は、ハーブに漬けた大きなラムレッグ。焼けたところからナイフで切り取って、そのまま口に運ぶのは焼き係くんたちの特権だ。
サザエが焼きあがるのを待ちきれず、K画伯がパレットを広げてデッサンを始める。


BBQ用のラム肉さあ焼き開始アートなBBQグリル
サザエとチョリソ絵になったサザエサザエとチョリソ2


何種類のお酒、何本のボトルが空いただろう。
テラスでダイニングでリビングでキッチンで・・、相手をとっかえひっかえお喋りの輪が出来る。どこに居てもみんなに共通するのはハートが綺麗なこと。

テーブルで舌鼓酔ってます


連休が終わっていつもの朝がやってくれば、辛い事もあるだろう、腹が立つ事もあるだろう。
そんな時にはきっと支えあえる仲間たちが、これからの人生の財産になりつつある。



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April 29, 2008

おやぢグルメを極める

安くて美味しい店をハシゴするなら、大船がお勧めだ。
JRの改札を出て賑わっている側に降りると、生活感にあふれた商店街が並び、居酒屋・スナックの数の多さには心が躍る。
店構えが古くて汚かろうと、お客が列を作っている店なら入ってみる価値がある。

その代表格が「大衆焼肉 ジンギスカン」。わかりにくい場所だけど商店街を散策しているうちに、食欲をそそる焼肉の匂いにひかれて辿り着く。

大衆焼肉

暖簾をくぐってビックリ。年季の入った壁はボヤでも出したのかと思うほど油焼けして、古びたポスターや山岳写真が意味不明に貼られている。
「当店自慢のジンギスカン 250円」「ホルモン(トンチャン)250円」の札もレトロな雰囲気。それが演出ではなく、古き良き昭和文化を残しているからこそ魅力である。

大衆焼肉店内

300円のホッピーを頼み、意外と清潔なガスコンロで肉を焼く。
1人前でもけっこうな量があり、カウンターには体育会系やプロレタリア風な一人客が多い。
普通の焼肉屋とは違って、肉を載せるお皿は一枚のみ。追加の時もその皿を持っていき、新しい肉を載せてくる。無駄を省いて、お客の回転率をあげる作戦だ。

ジンギスカンとホルモンホッピー


熱々の一切れを口に入れれば、ジワッと広がる旨みは想像以上。つけだれのニンニクが強烈・・なんて文句は言わずに、ホッピーのナカをお代わりする。
「全部飲み干してから言って下さい」と店のルールを教えられ、常連への道を鍛えられるのも楽しい。

思えば私のグルメ志向は、天と地の差が激しいかも。
三ツ星のジョエル・ロブションも大衆焼肉も、はてまた駅ナカの立ち食い寿司屋も、美味しくて幸せになれるから行く。
ますます「おやぢグルメ化」していくこの頃である。

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April 13, 2008

カルシウム不足が引き起こすもの

自分の身体でどこに最も自信があるかと聞かれれば、私は「骨」と答える。
フィットネスクラブで骨密度を測定してもらったところ、「素晴らしい!20代前半の数値ですよ」のお褒めを頂いた。
毎日牛乳を飲むでもなく、小魚を好んで食べるでもなく、強いて言えば骨太に生んでくれた親のおかげだろう(女としては華奢な身体に憧れるんだけど・・)。

祖母は秋刀魚の塩焼きを頭からボリボリかじるほど歯が丈夫だったし、その血を引いた父も「猫が跨いで通る」ほどに小骨は一切残さず魚を食べた。
骨粗鬆症にはなりようもない食生活だ。

日本人のカルシウム摂取率は、先進国の中でも最下位と言われている。1日に必要なカルシウム600mgは牛乳にして600ml。サプリメント等で補充しない限り、取り辛い量だ。
カルシウム不足が引き起こす弊害は、歯や骨がもろくなるだけでなく、高血圧・動脈硬化・糖尿病の促進、さらには心のイライラや神経過敏など精神面にも及ぶ。

「むしゃくしゃしたので、誰でもいいから殺そうと思った」。
街中でナイフを振り回したり、ホームから人を突き落としたり、カルシウム不足はキレやすい人間を作る一因でもある。

部屋に篭ってインターネットやゲーム三昧の日々。食事はスナック菓子、インスタント食品、清涼飲料水。こうした飲食物には「リン酸」が多く含まれていて、リンの取りすぎは尿からカルシウムを排出してしまう。
しかも太陽に当たらずビタミンDが不足すれば、カルシウムは腸から吸収されずに骨から溶け出すし、喫煙も加わればニコチンがカルシウムの吸収を阻害する。

子供たちの育て方は精神論だけではない。
太陽の下で遊び、お母さんが料理した自然の恵みをいただいて、健全な肉体を作っていくことから始まる。秋刀魚を頭から食べろとは言わないけれど、添加物だらけの加工食品では心まで加工されてしまう。

で、今日の画像は小坪漁港のしらす屋で買ってきた、まるき丸の「釜あげしらす」。出来立てはフカフカと柔らかく、カルシウムもいっぱいだ。
今日はこれから「しらす入りレタスチャーハン」の制作に入りまーす!
イライラするどころか、完食後には満面の笑みが浮かぶはずだ。

小坪のしらす屋釜あげしらす


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March 25, 2008

吉野家の牛丼を初体験

20代半ばまで1人で飲食店に入ることが出来なかった。店に入った瞬間に「お一人様ですか?」と聞かれるのが嫌だったし、勇気を振り絞って席に着いても、一心不乱に掻きこんで一目散に立ち去った。
それが今ではオヤジが集う立ち飲み屋の常連なのだから、変貌の度合いも甚だしい。

しかしどうしても近寄れない店があった。誰もが知ってるあの「吉野家」だ。
「つゆだく」とか「ねぎだく」といった裏技を聞くにつけ、男の牙城のように感じたからだ。素人丸出しのオーダーをして、周りからクスクス笑われるのは耐え難い。
しかし牛丼って何だろう? すき焼きが上に乗ってるのかな?
想像力を膨らませながら、いつかは入れる機会を狙っていた。

そして運命の日曜日に好条件が揃った。
スーパー銭湯「おふろの王様」の帰り道は、ジャージにすっぴん、首には手ぬぐい。
しかも風水師のMaster Kohの言いつけを守り、49日間の牛肉断ちが終わったばかり。

行くしかない! 憧れの看板を見つけ、自動ドアから入場。
カウンターに座って取りあえず「並を下さい」と言ってみる。
お、おいしいっ!! でもメニューの写真より具が少ないな。汁がもう少しかかってた方がいいかな。だから「つゆだく」なんだな・・等々、吉野家の方程式が解けていく。

吉野家牛丼


思い出したのは、昔読んだコミック『白鳥麗子でございます』。
麗子さんがコンタクトレンズを失くし、洗顔クリームと間違えて歯磨き粉で顔を洗う。
美人が一変して、周りから石を投げられるほどのブスになるのだが、ポジティブな彼女は新発見をするのだ。
すっぴんのまま人目を気にせず立ち食い蕎麦屋にも入れるし、吉野家だって大盛りを頼める。爪楊枝でシーハーだってできちゃう。

「ぎょく下さーい!」
気持ちだけ白鳥麗子の私は「オーッホッホッ」と店を揺るがす高笑いをするのであった。
もちろん心の中で・・でございます。



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