湘南・逗子・鎌倉

August 01, 2008

打ち上げ花火に涙した夜

湘南住まいの7月〜8月は、仕事をしている暇もないほど夏のイベントが目白押しだ。

何とか夕立を免れた7月30日は逗子海岸花火大会。
打ち上げ総数7000発のうち、わずか最後の10分間に5500発をまとめて放つという、日本最大級のクライマックスが売り物の花火大会である。
これに協賛しているのは株式会社コロワイドで、逗子は居酒屋「甘太郎」1号店が昭和52年に生まれた地。これまでは横浜の花火大会に出資していたのを、昨年から逗子に大奮発することとなったそうだ。

ハーフマイルビーチと呼ばれる狭い海岸に集る観客は10万人。
駅からは交通規制の敷かれた道を、浴衣姿のカップルやピクニックセットを下げた家族連れの行列が続く。
私たち飲み仲間も立ち飲み屋の「三遊亭」に集合した後、裏道を抜けて逗子海岸へ。敷物を広げる場所さえ無くなると聞いていたので、海の家の2階席を予約しておいた。

海の家2階席

混雑状況を見降ろすと、まだ明るい19時頃は余裕で歩ける状況なのに、開始時刻の19時45分には足の踏み場もない。後ろの134号線を見れば歩道にも人がぎっしり。事故を危惧してビーチの入り口では入場制限がなされている。

逗子海岸1逗子海岸2134号線


市長の挨拶が終わるとファンファーレが鳴り、沖合いに停泊した船からシュルシュル!目の前に大輪の花がパッと開く。

シュルシュル大玉が開いた

みんなカメラに瞬間を収めようとするのだが、シャッターチャンスが極めて難しい。開いた瞬間では遅すぎて真っ暗な空しか写らないし、0.1秒ぐらいのジャストタイミングでないと鮮やかに収まらないのだ。それほど切ない美しさ。

海の家2階席2虹色の花火キャラクター花火


そして待望のクライマックスは20時20分から。
ジャズ、ポップス、クラシック・・と音楽にシンクロして踊るように花火が連発。ファインダー越しに花火を見ていることが勿体なくなって、ただ口を開けて感動するのみだ。音楽がオペラのアリアに変わると、見上げるみんなの目にはウルウルと涙が浮かんでいる。

グランドフィナーレグランドフィナーレ1グランドフィナーレ2


これまで何度打ち上げ花火を見ただろう。
子供のころ家の2階から家族で見た江の島の花火、デートで手を繋ぎながら見たディズニーランドの花火、ベイサイドマリーナからヨットを出して揺られながら見た横浜の花火。
懐かしい人、もう会えない人、今隣にいる人・・、生まれてから今まで何十回もの花火大会の情景が全て重なる。

白銀の世界白銀の世界2


白銀の世界に沸き起こる拍手で終了。
来年も誰一人欠けることなく見れたらいいね。
人波に揉まれる帰り道、はぐれないように仲間の背中を探しながら、私たちは心の中で絆を繋いだのは言うまでもない。


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July 27, 2008

投げ釣りにチャレンジ

この夏お財布の中に新しいスタンプカードが増えた。「つり具の上州屋」で、投げ釣り竿や仕掛けなど初心者用グッズを揃えた際のカードだ。

「ピクニックみたい!」とワクワクしながら、サンドイッチや飲み物を詰めたクーラーボックスを下げて小坪漁港の岸壁まで歩く。
師匠は小坪育ちのKくん。テンビンの装着を手際よくこなし、私には絶対に触れないジャリメを針に付けてくれる。

シューッ!ポチャン!
この日は湾の中でも波が立つほど風が強く、海底に当たるオモリの感触が分かりづらい。
「置いておけば魚の方から寄ってきますよ」と言われても、ちょこちょこと海底を探って当たりを今か今かと待つ。

小坪漁港

5分ほどして、初めて釣りをする仲間の1人が「来た〜っ!」と声をあげた。
獲物はビギナーズラックを絵に描いたような、大きめの白ギス。師匠も負けじとテトラポットから自分の釣りを始める。

自転車に乗って様子を見に来た近くの飲食店のオーナーたちも、竿を手にとって真剣な表情。ジモティの彼らにとって魚釣りは子供のころからの遊びで、テトラの下に潜ってアワビを取ったとか、それを売ってお小遣い稼ぎをしたとか、武勇伝には事欠かない。

セミプロ漁師の彼ら曰く、餌は取られてるんだから何か釣らないことには悔しくて帰れない。仕事そっちのけで何度もトライする。

テトラから

5人でワイワイと数時間。成果は白ギスが4匹、リリースしたゴンズイ2匹、ヒイラギ1匹、ダボハゼ1匹であった。

白ギスは石釜焼きのピザ屋に持ち込んで調理をお願いする。途中参加で成果なしだったオーナーのKくんが、上手にさばいてハーブ焼きを作ってくれた。スパークリングワインの白を飲みながら、ガーリックのきいた身を口に入れると「ん〜、最高っ!」。
釣った魚がだんだんと大きくなる武勇伝をお土産に、その夜は友人たちのお店をハシゴしたことは言うまでもない。

キス4匹キスのハーブ焼き


追記:
味をしめて江の島の夜釣りにチャレンジ。
沢山釣れたら寿司屋のHくんにさばいてもらう予定だったが、結果は師匠が釣った舌平目1匹とリリースしたゴンズイ1匹だった^^;
我が家に持ち帰ってバターをきかせた舌平目のムニエルに。小さな魚をみんなでつつく幸せもオツなものである。

舌平目

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July 20, 2008

携帯どうぞ煙草どうぞの横須賀

湘南の居酒屋巡りが少々マンネリ化してきて、最近興味を持ち始めたのは横須賀。
逗子のレストランバー「海音」のオーナーに情報を求めると、「前ほど面白い店はなくなったよ」と言いながらも、鳥を一羽丸ごと揚げたメニューがある店を紹介してくれた。

京急線・横須賀中央駅の近くにある「やきとり忠孝(ちゅうこう)」だ。
土曜日の夕方6時は既に満席。モクモクと煙が上がる焼き台の近く、カウンターに陣取って4人テーブルが空くのを待つ。

目に付いた注意書きが気に入った。
「携帯電話はどんどんおかけ下さい。煙草はどんどんお吸い下さい。ただし、寝ないで下さい。」
レトロな庶民性が滲み出た店内では、ヤンキー風なスタッフたちがきびきびと働いている。

忠孝忠孝2面白い注意書き


焼き鳥メニューの中で最初のお勧めは「満州焼」。羊肉に濃厚なタレがたっぷりで、生ビールにぴったり。トリネギ、カシラ、シロ・・と小皿が並び始めた頃に、黒ホッピーを注文する。

恥ずかしながらホッピーの飲み方は、大船のホルモン焼屋で最近知ったばかり。瓶から半分だけグラスに注いで後は取っておく。飲み干したら「ナカください」と頼んで残りのホッピーを注げば、二杯ぴったりいけるんだな。オヤジ道を極めていく自分が可愛くなったりする。

そして今日のメインは1日5食限定の「唐揚げ大王」。ナイフとフォークが添えられたダイナミックな鳥の丸揚げに、思わず皆で拍手して写メ大会になる。3〜4人前というだけあって食べ応えがあるが、味はあっさり目なので胃には優しい。
付け合せに頼んだもう1皿は「キャベツ焼」。四角く切ったキャベツを串刺しして焼いているのが、香ばしくでシャキシャキだ。

焼き鳥からあげ大王キャベツ焼


酔っ払ったあげく、小腹に入れたくなるのはラーメン。「近くに美味しい店はありませんか?」と聞いたところ、なんと店長が先導して「壱六家」まで案内してくれた。磯子に本店がある横浜系トンコツラーメンは意外とあっさりしているので、ついつい完食。

壱六家


最後はドブ板通りのクラブに乱入して、ブラザーたちに混じりながら踊りまくって運動したものの、翌朝の体重計が怖すぎる。
それでも私たち飲み仲間、「楽しかったね」の同報メールには「次はどこに行こうか?」の結びを忘れない、懲りない面々である。



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July 18, 2008

男前たちに出会った日

オレンジ色のノウゼンカズラが満開になり、温度計が30度を越える7月。
普段は目立たない男たちが惚れ惚れするぐらい男前になる時がある。年に一度やってくる夏祭りのシーズンだ。
スーツやユニフォームを脱いで着替えるのは、半纏、たぼシャツ、股引、草履の出で立ち。神輿を担いで飛び散る汗は、上昇したアドレナリンの匂いだ。

先週の土曜日から始まった我が家の近くにある氏神様、小坪須賀神社の祭礼。
回ってくる山車のトンツクトンツクという太鼓の音に誘われて、本祭りを見に行った。

小坪漁港前2008天王祭


小坪漁港前の広場では子供たちが金魚すくいに興じ、提灯を下げた山車がスタンバイしている。そんなファミリーサイドに対して、男衆は神輿の周りへ。担ぎ棒の下に肩を入れて精神を集中する。
「どっこい担ぎ」と言われる湘南の担ぎ方は、甚句が入った後に「そ〜りゃ! そ〜りゃ!」の掛け声で全員が大きくジャンプ。ゆっさゆっさと揺れる神輿は、神の霊を揺り動かす激しさだ。



そして今週水曜日は逗子駅近くにある亀岡八幡宮の本祭り。
のどかな商店街は人・人・人の歩行者天国になって、各商店の前にはビールや焼き鳥などを売る元気な掛け声が飛び交っている。

飲み仲間である某スーパーの店長が祭りの会長ということもあり、夕方から歩道にしゃがんで待ち構えた。
ワーッと沸き起こる歓声の向こうからは、丸一日かけて街中を回ってきた神輿の灯。担ぎ手はもちろんのこと、続く山車に乗った子供たちもヒーローに見える。

市役所横神輿山車2


東京の大きな祭りに比べたら、湘南のささやかな手作りの祭りだけれど、知っている顔たちがそこかしこに見つかることの嬉しさはこの上ない。
逗子に住んで良かった!ブログはサボったものの、熱気の中で暮らした貴重な数日間だった。




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July 09, 2008

今日のランチ

逗子市小坪、石窯焼きピザ屋の「自遊人処」でまったりしています。
今日はさほど暑くもなく、カエデの緑が優しい。

子どもたちを連れたママのグループが大テーブルを囲んでいます。
石窯を覗きにくる3才の隼人くん。
「大きくなったら何になりたい?」って聞いたら、「ウルトラマン!」だって!!
本当になれたらいいね。ううん、信じてたらきっと夢は叶うよ。
赤ちゃんの手のひらみたいな葉をしてるカエデが応援しています。

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July 04, 2008

魔女の館か竜宮城か・・

今週はあまりにインパクトの強い月曜日を迎えたため、しばしブログを休止していた。
何があったかって? 逗子で唯一のコミックバー(オカマバーではないと店主が言っている)「毛目子」の1周年謝恩パーティーだ。
私がブログにケメ子の話を載せるとお客が増えるらしく、今回も許しを貰ってご案内することにする。

ポスター

時刻は夜の8時半過ぎ、恐る恐る扉をあけると私たち以外お客は誰もいない。
しかしテーブルには某スーパーから運ばれたおつまみが並び、刺身の舟盛りを抱えたケメ子が微笑み、ジャズのライブが始まっている。

おつまみの準備刺身の舟盛りジャズバンド


「せっかく作ったんだから飲んでちょうだいっ!」と、サングリアか赤マムシ酒かというドリンクをグラスに注ぐ。一口飲んで皆が固まったのを見計らい、今度はシュワシュワッと赤いシャンパンが回ってきた。
むせ返る花の香り(造花だけど)、耳元でブホーブホーと響くホラ貝(サックスだけど)、金髪のウィッグをかぶったマリーアントワネット(ケメ子だけど)。男女問わずティアラを借りて、お姫様気分の撮影大会が始まる。

サングリアティアラ1ティアラ2


いつの間にかカウンターの中には作務衣を着たニューフェイスの銀ちゃん(顔はイラストから想像してください)。
ボーカルからマイクを奪い取り♪"You'd Be So Nice To Come Home"を歌いだすデザイナー(接待を放り出して来たらしい)。
ソーシャル風チークダンスを踊りだすケメ子と常連おじさん。
そしてもう1人ホットパンツに網タイツ姿で、若い頃の美川憲一に似たお兄様がデュエットを始めて、店内は笑いの渦。
興奮して騒ぐお客の頭を隣の客がペシペシと叩き、収集がつかない状態になっていく。

ケメ子と銀ちゃん
ダンスタイム


いったい何時にどうやって家に帰ったのだろう。竜宮城に行ってきたのだろうか。
記憶を吸い取られた魔女の館でのパーティーであった。

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June 28, 2008

車窓からの観音様

横須賀線で東京に向かうとき、必ず進行方向左側に座る。北鎌倉駅を過ぎて大船駅に着く直前、山の上に白い観音様が現れるからだ。

不思議なのは日によって変わるその表情。
私の心が反映されているのだろうけど、穏やかに微笑んでいる日もあれば厳しく素っ気無い日もある。今日はいつもよりニコニコしているなと思うと、出掛けにラッキーを授けられたようで縁起がいい。

大船観音3大船観音1


大船観音は車窓から拝むだけでなく昔、辛い恋をしていたころ何度も通ったことがある。
下手な筆で『般若心経』を写経しては、信徒でもないのに観音様の胎内に奉納した。
しかし願いが叶わなかったのは、「そんな相手はやめておきなさい」という観音様の御慈悲だったのかもしれない。

それから性懲りもなく恋も仕事も試行錯誤を繰り返して、愛おしく思う自分がここにいる。
東京へ向かうのは東海道線から横須賀線になったけれど、車窓からの習慣はずっと同じ。
ホームの屋根で見えなくなるまでの短い時間、手をあわせて今日も元気でいられることを感謝して、みんなが幸せでありますようにと祈りを捧げる。

大船観音2

ここにアップした画像は、風水師のMaster Kohに撮って頂いたもの。
彼は私の写真を撮るとき必ず「あごを上げて!」と注文する。うつむかず背筋を伸ばし、いつも微笑んでいることが幸運を呼び込むらしい。

後ろで見守ってくれる観音様の温和な表情に近づけるよう、まだまだ至らない心を磨いていこう。

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June 12, 2008

ニッポンの味カレーうどん

先週の土曜日、パーティーにおばんざいをケータリングしてくれた出張料理人・ひなちゃんが自慢のランチを始めた。
逗子なぎさ通りの立ち飲み屋「三遊亭」の定休日(毎週木曜日)に店を間借りした「ひなやのカレーうどん」だ。

三遊亭

彼女は政治家がよく使う某料亭の元女将であり、食へのこだわりは群を抜いている。鍋のシーズンには「せっかくの素材が煮えすぎるのを見ていられない」と、お店のテーブルをぐるぐると回っては鍋奉行ぶりを発揮していたという。

「前の店でもランチ時は、100人のうち7割がカレーうどんを頼んだんですよ」
ということは、蕎麦屋のありがちなカレーうどんとは違うんだなと期待度が高まる。

木曜日11時半から16時営業ひなちゃん


カウンターにキャッシュオンの500円を置いて待つこと数分。
夕べから仕込んでおいたカレースープに茹で上がったうどん。半熟玉子、焼いた揚げ、葱の小口切り、白ゴマという見た目すっきりのトッピングだ。

ひなやのカレーうどん


「最初はカレーの味を楽しんで、後から玉子を崩して下さいね」と今日はカレーうどん奉行。チュルチュルっと麺をすすると、程よくスパイシーな辛さが喉に通っていく。
うどんを食べたあとは、しゃもじで白飯を入れてくれるので、スープを残さず堪能できる。

先発隊として1時間前にチャレンジした友人からはメールで感想。
「濃くがあって辛さも中辛、ちょいライスが最後に加わり見事スッカリどんぶりは空っぽになりました!! (中略)しいて言えば今汗がだくだくだぁ。早く暑い夏に食べたい

さらに私が感想をプラスするなら、立ち飲みのカウンターで良かった!
高さとして調度良いのか、麺をチュルチュルしてもスープが飛び散らず、服を汚すことなく完食できたからだ。

また来るね〜と外に出て、潮風交じりの空気を深呼吸。口の中がスーッと気持ち良い。
木曜日のカレーうどんが逗子名物になることを期待しよう。

(場所:逗子駅東口改札を出たら右に曲がって、なぎさ通りを徒歩約5分。スーパーマーケットOKストアの左斜め前にある「三遊亭」。
営業:毎週木曜日11:30〜16:00・立ち食いで500円)

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June 10, 2008

パーティーの立役者たち

土曜日に開いたパーティーの参加者から、次々とサンクスメールが届いている。

最初は友人の誕生日祝いに6〜7名でバーベキューをしようかと考えていたのが大発展。
マンションの敷地内にあるパーティールームを借りることになり、3日前の水曜日に友人たちへお誘いメールを送った。
週末の予定は既に決まっているだろうに、何とも強引な主催者である。

蓋を開けて、集った人数は東京、埼玉、神奈川から25名。
午後3時からのスタートに関わらず、1時過ぎから逗子の仲間たちが手伝いに来てくれた。
「これ持ってきたよ〜」とワインやフードの差し入れが嬉しい。
お酒をサービスするカウンターも司会も、いつの間にやら自発的に担当が決まっている。

赤坂の料亭の元女将・ひなちゃんがカートを引いて現れ、自慢のおばんざいをテーブルにセッティングし、カセットコンロで出汁巻玉子を作るパフォーマンスも準備万端。
JJ.MONKSのオーナーからは早起きして作ってくれたスペアリブなどのケータリング、自遊人処のオーナーからは熱々の石釜焼きのピザが届く次第だ。
どちらも人気店で土曜の午後は仕込みで大忙しだろうに、ありがたいことである。

ケータリングケータリング2出汁巻き玉子


ほろ酔い加減になったころに始まったのは、NY在住で盲目の天才ジャズピアニスト・加納洋さんの"New York State Of Mind"。
ビッグバンドオーケストラのボーカル・有桂さんが加わってのセッションは、リハーサルなしのぶっつけ本番、しかも2人ともノーギャラである(感謝!)。

加納洋さん&有桂さん加納さんのVocal


梅雨の中休み、プールサイドに揺れる初夏の緑。
惜しみなく注がれる赤ワイン。
大人のジャズセッションのアンコール。
「ほんとに贅沢なパーティーですね。もっと人を呼べば良かったのに」とゲストからお褒めの言葉を頂いた。

カウンターから写メに夢中


しかし会費は実費のワリカン。会場費も住民なのでリーズナブル。お開きの後は逗子の有名人・ケメ子までが後片付けを手伝ってくれる庶民感覚。
ドレスコードは告げなくても、誰もが湘南らしくTシャツにジーンズの普段着だ。
このパーティーでの「贅沢」とは、集ってくれたみんなの協力と友情を言うのだと思った。

持つべきものは友だち。素晴らしい財産を手に入れた私は幸せ者である。

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June 05, 2008

枯山水庭園のパフォーマー

肌寒に戻るこの季節になると、小学生のとき初めて詠んだ俳句を思い出す。
「紫陽花の梅雨をふくみし重さかな」

そろそろ咲いているかな?
北鎌倉駅から歩いて10分。「あじさい寺」で有名な明月院は、平日で閉門時刻が近いせいか意外と空いていた。これが土日だったら駅まで行列が出来ているだろう。

山門へと上る鎌倉石の参道は、両側に姫あじさいの生垣。
大ぶりで鮮やかな色彩の西洋あじさいに比べると、小ぶりで清楚な日本古来種だ。
「淡い青から日ごとに青を増して 最後は母なる色 空の青 海の青に染まり最後は大地に還ります」と、説明書きが添えられている。

明月院

手毬のような水色に、カメラを向け始めるともう夢中。
どれも同じ種類のはずなのに、ひとつひとつの表情が違うのだ。

紫陽花2紫陽花3紫陽花


本堂のお座敷にある丸い窓も有名な撮影スポットだが、今日はそれを凌ぐものを発見。
向かい側にある枯山水庭園の一角に、みんなが携帯のカメラを向けていた。
どこから入り込んだのやら、黒白ブチのノラ猫が悠々と毛づくろいしているのだ。しかも股をおっ広げて・・・「あんなとこ舐めてるよ!」の一声に、どっと笑いが沸き起こる。

明月院2石庭の猫猫の足あと


猫の1人舞台はまだ終わらない。
熊手で丁寧に引かれた砂紋の上で、背中が痒いのかゴロンゴロン。
梅の花みたいな足跡をペタンペタンと付けていく。

枯山水のパフォーマーと言うべきか、アーティストと言うべきか。
最後は岩によじ上って見返り美人のポーズ。プイと気品高く去っていくのであった。

石庭の猫2

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