百段階段と悶絶ニャンコたちの競演

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新緑がまぶしい5月のはじめ、久しぶりに目黒の坂道を歩いた。長いあいだ暮らしていた街の風景は、ところどころに新陳代謝が垣間見えるけれど、懐かしさには何も変わりがない。

出かけた目的は、ホテル雅叙園東京で開催されている「福ねこ at 百段階段」 ~和室で楽しむねこアート~を見ること。重要文化財である百段階段の豪華絢爛たる和室に、現代アート作家たちが猫をモチーフにアイデアを競う作品が1,000点も飾られているとあっては、猫好きには居ても立ってもいられない。

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靴を脱いで、ひんやりした階段を上っていくと最初の部屋。365体の誕生日猫たちが並んだ中から、マイバースデーにゃんを見つけた。

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どのアーティストの猫たちも個性的で、ユーモアたっぷり。しかも豪華な絵画とのマッチングが素晴らしく、誰もがカメラを向けてシャッター音を鳴らしまくっている。

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おそらく一番人気だったのは、石渡いくよさんのコーナー。ひな壇の上で酔っぱらって笑い転げている猫の雛人形たちが可愛すぎて、他の部屋に移動するのに後ろ髪を引かれるほどだった。

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ふてぶてしくて、福々しい猫。
ツンデレで、野性味あふれる猫。
妖気を漂わせながら、おバカさ満載の猫。
何千匹のニャンコたちを見ているうちに、はやく家に帰って与六の頭を撫でなくちゃと、ホームシックになってくる。

やっぱり我が家のメタボな笑い猫がいちばんだなと、親バカを再認識した悶絶アートであった。

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