パソコンの修理で温故知新

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今日は久しぶりにPCオタクのブログである。パソコンを起動すると、CPU FAN ERRORの警告画面が出ることで、ここしばらく暗い気分に陥っていた。F1キーを押せば普通にログイン画面が出るが、FANが回らないと熱暴走して電源がプッツンするんじゃないだろうか。

タワーケースの向きを変え、3つの排気口を見てビックリ。与六の毛がフェルトみたいに貼りついている。しかもBDドライブの挿入口やUSBの差込口などにも入りこんでいるのだ。ドライバーで側面の蓋を開けるとファンも埃だらけなので、ダストブロワーの噴射でPC内部を大掃除した。ノートPC用に数本まとめて買っておいたのが役立って嬉しい。

そして電源ON。快調に立ち上がったのに満足していたら、なんとまた翌日にCPU FAN ERRORとなったのだ。「あ~あ」と蓋を開け、CPUファンをいじってみる。羽根には異常がなく、ケーブルを抜き差したところ元気に回り出したので、コネクタの接触が悪かったんだと理解した。

しかし不調は続く。日によってエラーが出たり出なかったりで、PCからはウィンウィンと異常音が響くのである。購入して1年半、HPのサポート期間は切れてしまったので、修理に出せば数万円は飛ぶ。いやそれよりも、ハードディスクの中身を消去でもされたら大変なことになる。データはバックアップしてあるけれど、何十ものソフトを再インストールし、Widows Updateを延々と繰り返すことだけは避けたい。

ハードディスクに異常はないと音から判断して、CPUファンを交換することを決断。AMAZONで適合するファンを検索してみた。物差しで測った角型ファンのサイズは80mm、ピンの本数は4本。カスタマレビューで評価の高い静音ファンを注文した。

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アマゾン・プライムのおかげで、昨夜注文したものが今日到着。MADE IN CHINAのファンから日本製のファンへ、さっそく交換作業に入った。昔は飲食を忘れてパソコンを自作するほどの機械好きだったので、ドライバーを握るとワクワクする。しかしケーブルを繋ぐ段階で大きなミスに気付いた。コネクタのピンの穴が3つしかない。もちろんこれでも動くし異常音は消えたが、マザーボードのピンは4本(PWM端子付)なので、回転速度のコントロールができず、省電力にならない。

商品説明には「パルスセンサー付き3ピン+4ピン」と書いてあったはず。でも同梱されていた分岐ケーブルのコネクタが大きすぎて、マザーボードのピンのサイズに合わないのだ。もう一度、商品名を見て気が付いたのは「オウルテック PCケース用山洋電気製スーパー超静音ファン」だって!? このメーカーのPCケース専用ってこと?

完璧を目指すため、画像でコネクタの形状を確認できるファンを選びなおして再注文。やっぱり商品の購入は実物を手に取って、よくよくチェックすべきと猛省した。秋葉原のパーツ屋に通っていた頃だって、間違った商品を選んでは、交換してもらいに戻ったっけ。パソコンのソフトには慣れても、ハードの学びから遠ざかっていたことを実感しながらもう日曜の夜。「温故知新」の大切さを思い知ったこの連休である。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    「コネクタ形状が違う」とか、「配ピンが・・・」とか、「ネジ位置がが・・・」とか、ありますよね。カバンでも機能、使い勝手は手にして確認してみないと、「しまった」となります。
    通販もいいですが、買う物によるなぁ、と思います。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人さん

    初めて使うものは、通販で買うと失敗する確率が高いですね。とは言っても交通費をかけて買いに行くのが面倒で、購入者の口コミを信じて購入してしまいます。
    Amazonの場合、メーカーでは製造中止になった品物も大量に売られていますので、メーカーのサイトをよくチェックする必要もあると思いました。

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