「戦いすんで日が暮れて」みたいな週末。昨日は友人の別荘で大宴会があり、食事は全て私が用意すると宣言したこともあって、久しぶりにキッチンで大奮闘した。東京から来る皆さんのために、材木座のもんざ丸に生シラスを予約。船長が大サービスしてくれので、酒の肴で食べる他に生シラス丼も充分にいける量である。
刺身盛り合わせとアジのフライは小坪の魚佐次に、シラスコロッケは萩原牛肉店に注文。その他にもサバの味噌煮やアオサ入りだし巻き卵、豚肉ロースの生姜焼きレタス包み、蓮根のきんぴら、水菜とベーコンのおひたし、キュウリと葱の塩昆布和えなどを用意して、午後3時にはテーブルセッティングが完了した。石原慎太郎邸の隣にあるこのマンションは逗子海岸を見おろす最高のロケーション。暮れていく晩秋の海を愛でながら飲むのが今回の趣旨である。
全員が揃ったところで持ち寄りのお酒を注いだグラスが目の前に何個も並び、ビールをチェイサーとして宴会がスタート。大騒ぎしているうちに深夜3時になって帰りのタクシーがなくなり、寝室を借りて一気に爆睡した。
不思議にすっきりと起きた朝、ベランダから眺めた逗子海岸は、グレーの空を映した海面に白い帆のヨットが浮かんでいる。6月の花火大会でお邪魔したときの喧騒から遠ざかり、土曜日だというのに134号線は車も殆ど走っていない。もうすぐ吐く息が白くなる季節がくる。
切なさを抱えたまま自宅に戻ると、エレベーターホールには恒例のクリスマスツリーが飾られていた。赤いリボンに元気を貰って、さて今夜もまた飲まなくちゃ。午後7時の約束まで、足にまとわりついてくる与六の相手をしながらブログを書くひと時である。
コメント
逗子に住みたい!
いいですね。
海の幸なのでヘルシーだし、いくらでもイケますね。
私も逗子に住みたいです。
marie様
いつも飽食の限りを尽くしている皆さまだったので、あえてシンプルなメニューにしてみました。海の幸は血液サラサラへの近道ですからね。これでお酒も控えめだったら言うことないんですが・・・(^_^;)