April 2008
April 30, 2008
海と太陽の3時間
「最高気温25℃。半袖デビュー!! 初夏の日差しがタップリ注ぎます。」
携帯に届いた今朝のウェザーニュースに飛び起きる。暑くならないうちにジョギングしてこようと、朝食を後回しにして家を出た。
今日のコースは逗子マリーナから材木座海岸へ。
和賀江島のゴツゴツした岩を乗り越えると、足の裏にやさしいビーチが続く。
ゴールデンウィーク中の平日、朝9時半。
ウインドサーフィン、シーカヤック、お散歩に出た保育園児たち、太極拳をする青年、犬の散歩をする人、水着になって日焼け止めを塗る人、浜に上がった漁師さん・・、この時間帯はジモティが殆どだ。
波打際には何かを拾っている人たち。
ジョギングの足を止めて下を見ると、透明なピンクの貝を発見した。
さくら貝が拾えるのはお花見のころと聞いていたのに、今年はまだまだオンシーズン。
ちょっと歩いただけで2個、3個と続けざまに海の宝石が見つかる。
星の形をしたヒトデも、乾燥させてガラス瓶に入れたらルームアクセサリーになりそう。
ズボンの裾まくりをしたおじさんが小さな巻貝を2個、手のひらに乗せてくれた。
何やら一生懸命教えてくれてるのだけど、iPodのボリュームが大きすぎて聞き取れない。
とりあえず精いっぱい感謝の笑顔を返して、由比ガ浜方面に歩く。

誰かが作ったストーンサークルならぬ流木のサークル。
砂浜のカラスたちはビーチギャング。ウェットスーツのサーファーたちは海ガラス。
お弁当を広げている人たちの上には、隙を狙うトンビたち。
発見したものが次々とカメラに収まっていく。
1時間の外出予定が気がついたら3時間。あーあ、またやっちゃった(^_^;)
遅れた仕事は別として、割れないようにそうっと持ち帰ったさくら貝が今日の収穫だ。

砂だらけになったポシェットと日焼けしてヒリヒリする腕は・・、海と太陽に愛された証拠だと諦めよう。
携帯に届いた今朝のウェザーニュースに飛び起きる。暑くならないうちにジョギングしてこようと、朝食を後回しにして家を出た。
今日のコースは逗子マリーナから材木座海岸へ。
和賀江島のゴツゴツした岩を乗り越えると、足の裏にやさしいビーチが続く。
ゴールデンウィーク中の平日、朝9時半。
ウインドサーフィン、シーカヤック、お散歩に出た保育園児たち、太極拳をする青年、犬の散歩をする人、水着になって日焼け止めを塗る人、浜に上がった漁師さん・・、この時間帯はジモティが殆どだ。
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波打際には何かを拾っている人たち。
ジョギングの足を止めて下を見ると、透明なピンクの貝を発見した。
さくら貝が拾えるのはお花見のころと聞いていたのに、今年はまだまだオンシーズン。
ちょっと歩いただけで2個、3個と続けざまに海の宝石が見つかる。
星の形をしたヒトデも、乾燥させてガラス瓶に入れたらルームアクセサリーになりそう。
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ズボンの裾まくりをしたおじさんが小さな巻貝を2個、手のひらに乗せてくれた。
何やら一生懸命教えてくれてるのだけど、iPodのボリュームが大きすぎて聞き取れない。
とりあえず精いっぱい感謝の笑顔を返して、由比ガ浜方面に歩く。

誰かが作ったストーンサークルならぬ流木のサークル。
砂浜のカラスたちはビーチギャング。ウェットスーツのサーファーたちは海ガラス。
お弁当を広げている人たちの上には、隙を狙うトンビたち。
発見したものが次々とカメラに収まっていく。
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1時間の外出予定が気がついたら3時間。あーあ、またやっちゃった(^_^;)
遅れた仕事は別として、割れないようにそうっと持ち帰ったさくら貝が今日の収穫だ。

砂だらけになったポシェットと日焼けしてヒリヒリする腕は・・、海と太陽に愛された証拠だと諦めよう。
April 29, 2008
おやぢグルメを極める
安くて美味しい店をハシゴするなら、大船がお勧めだ。
JRの改札を出て賑わっている側に降りると、生活感にあふれた商店街が並び、居酒屋・スナックの数の多さには心が躍る。
店構えが古くて汚かろうと、お客が列を作っている店なら入ってみる価値がある。
その代表格が「大衆焼肉 ジンギスカン」。わかりにくい場所だけど商店街を散策しているうちに、食欲をそそる焼肉の匂いにひかれて辿り着く。

暖簾をくぐってビックリ。年季の入った壁はボヤでも出したのかと思うほど油焼けして、古びたポスターや山岳写真が意味不明に貼られている。
「当店自慢のジンギスカン 250円」「ホルモン(トンチャン)250円」の札もレトロな雰囲気。それが演出ではなく、古き良き昭和文化を残しているからこそ魅力である。

300円のホッピーを頼み、意外と清潔なガスコンロで肉を焼く。
1人前でもけっこうな量があり、カウンターには体育会系やプロレタリア風な一人客が多い。
普通の焼肉屋とは違って、肉を載せるお皿は一枚のみ。追加の時もその皿を持っていき、新しい肉を載せてくる。無駄を省いて、お客の回転率をあげる作戦だ。
熱々の一切れを口に入れれば、ジワッと広がる旨みは想像以上。つけだれのニンニクが強烈・・なんて文句は言わずに、ホッピーのナカをお代わりする。
「全部飲み干してから言って下さい」と店のルールを教えられ、常連への道を鍛えられるのも楽しい。
思えば私のグルメ志向は、天と地の差が激しいかも。
三ツ星のジョエル・ロブションも大衆焼肉も、はてまた駅ナカの立ち食い寿司屋も、美味しくて幸せになれるから行く。
ますます「おやぢグルメ化」していくこの頃である。
JRの改札を出て賑わっている側に降りると、生活感にあふれた商店街が並び、居酒屋・スナックの数の多さには心が躍る。
店構えが古くて汚かろうと、お客が列を作っている店なら入ってみる価値がある。
その代表格が「大衆焼肉 ジンギスカン」。わかりにくい場所だけど商店街を散策しているうちに、食欲をそそる焼肉の匂いにひかれて辿り着く。

暖簾をくぐってビックリ。年季の入った壁はボヤでも出したのかと思うほど油焼けして、古びたポスターや山岳写真が意味不明に貼られている。
「当店自慢のジンギスカン 250円」「ホルモン(トンチャン)250円」の札もレトロな雰囲気。それが演出ではなく、古き良き昭和文化を残しているからこそ魅力である。

300円のホッピーを頼み、意外と清潔なガスコンロで肉を焼く。
1人前でもけっこうな量があり、カウンターには体育会系やプロレタリア風な一人客が多い。
普通の焼肉屋とは違って、肉を載せるお皿は一枚のみ。追加の時もその皿を持っていき、新しい肉を載せてくる。無駄を省いて、お客の回転率をあげる作戦だ。
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熱々の一切れを口に入れれば、ジワッと広がる旨みは想像以上。つけだれのニンニクが強烈・・なんて文句は言わずに、ホッピーのナカをお代わりする。
「全部飲み干してから言って下さい」と店のルールを教えられ、常連への道を鍛えられるのも楽しい。
思えば私のグルメ志向は、天と地の差が激しいかも。
三ツ星のジョエル・ロブションも大衆焼肉も、はてまた駅ナカの立ち食い寿司屋も、美味しくて幸せになれるから行く。
ますます「おやぢグルメ化」していくこの頃である。
April 27, 2008
大人の女が薫る花
古いアルバムに、牡丹の花に囲まれてポーズを取る母の写真がある。
『白牡丹といふといへども紅ほのか』(高浜虚子)
どんなに純白な牡丹に見えても、ほのかに花びらの根元には紅がさしている。
日本女性の恥じらい、セックスアピールを感じさせるような花だ。しかしそれはイメージの中でしか捉えられなかった。

「あなたのいちばん好きな花は何?」
昨年の夏に亡くなったKANA BARの店主と、カウンター越しに話したことを思い出す。
私は菜の花だと答えると、「まあ、貧乏くさい花ね」と鼻で笑われた。
それに対して、彼が愛する花は牡丹。
かつて一世を風靡したヘアメイクアーティストであり、美しいものへのこだわりが人並みを超えていたからこそ、選べる花なのだろうと思った。
その時交わした約束は、どちらか先に死んだ時には好きな花で棺桶を満たしてあげること。
しかし不慮の死であっという間に骨になってしまった彼に、私は約束を果たしてあげられなかった。口約束の至らなさは今も胸に痛い。
そして先日、鎌倉を歩いていたときの偶然。
鎌倉八幡宮の境内に「ぼたん庭園」が開園しているのを見つけて入ってみた。
一株一株を見るにつけ、息を呑むような豊麗さに足が止まる。これが牡丹なんだ。
妖艶で気品がある大人の花。はかなく凛とした孤高の花。
「本物を教えてくれてありがとう」
仰いだ空に、してやったりと笑うKさんの顔が浮かんだ気がした。
『白牡丹といふといへども紅ほのか』(高浜虚子)
どんなに純白な牡丹に見えても、ほのかに花びらの根元には紅がさしている。
日本女性の恥じらい、セックスアピールを感じさせるような花だ。しかしそれはイメージの中でしか捉えられなかった。

「あなたのいちばん好きな花は何?」
昨年の夏に亡くなったKANA BARの店主と、カウンター越しに話したことを思い出す。
私は菜の花だと答えると、「まあ、貧乏くさい花ね」と鼻で笑われた。
それに対して、彼が愛する花は牡丹。
かつて一世を風靡したヘアメイクアーティストであり、美しいものへのこだわりが人並みを超えていたからこそ、選べる花なのだろうと思った。
その時交わした約束は、どちらか先に死んだ時には好きな花で棺桶を満たしてあげること。
しかし不慮の死であっという間に骨になってしまった彼に、私は約束を果たしてあげられなかった。口約束の至らなさは今も胸に痛い。
そして先日、鎌倉を歩いていたときの偶然。
鎌倉八幡宮の境内に「ぼたん庭園」が開園しているのを見つけて入ってみた。
一株一株を見るにつけ、息を呑むような豊麗さに足が止まる。これが牡丹なんだ。
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妖艶で気品がある大人の花。はかなく凛とした孤高の花。
「本物を教えてくれてありがとう」
仰いだ空に、してやったりと笑うKさんの顔が浮かんだ気がした。
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April 24, 2008
手書き文字のコミュニケーション
鎌倉の裏道を歩いていたら、竹やぶの一角にほのぼのとした張り紙を見つけた。
猫の写真が「ありがとにゃん」とウィンクしている。
「三月四日 二ヶ月ぶりに猫は無事帰って来ました。暖かいお心を寄せて下さった皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。」
よく見るとクリアケースの左端に、小さなメモ書きが・・。
「おめでとうございます。みんな心配していました。もう気をつけてネ」
誰か住民からのメッセージなのだろう。名乗るわけでもなくニャンコの顔が描かれている。
ただの通りすがりであっても、足を止めて微笑みたくなる言葉の陽だまりだ。
拙くても手書きの文字にはその人柄が偲ばれる。やがて紙は劣化し文字のインクは薄れていくけれど、時の流れが加算されていく。
そこで大いなる反省。
携帯やPCの電子メールが主となって、近頃は手紙を書かなくなった。
書かないからますます字が下手になり、少々の文章でもキーボードを使う。
ハードディスクに保存されたメールは、タイムスタンプ付のデータであって「手紙」ではない。
コミュニケーションツールは幾らもあれど、アナログなものほど気持ちは強く伝わる。
国語辞典を引きながら便箋に文字をしたためた感覚を、また取り戻したいと思う「ありがとにゃん」であった。
猫の写真が「ありがとにゃん」とウィンクしている。
「三月四日 二ヶ月ぶりに猫は無事帰って来ました。暖かいお心を寄せて下さった皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。」
よく見るとクリアケースの左端に、小さなメモ書きが・・。
「おめでとうございます。みんな心配していました。もう気をつけてネ」
誰か住民からのメッセージなのだろう。名乗るわけでもなくニャンコの顔が描かれている。
ただの通りすがりであっても、足を止めて微笑みたくなる言葉の陽だまりだ。
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拙くても手書きの文字にはその人柄が偲ばれる。やがて紙は劣化し文字のインクは薄れていくけれど、時の流れが加算されていく。
そこで大いなる反省。
携帯やPCの電子メールが主となって、近頃は手紙を書かなくなった。
書かないからますます字が下手になり、少々の文章でもキーボードを使う。
ハードディスクに保存されたメールは、タイムスタンプ付のデータであって「手紙」ではない。
コミュニケーションツールは幾らもあれど、アナログなものほど気持ちは強く伝わる。
国語辞典を引きながら便箋に文字をしたためた感覚を、また取り戻したいと思う「ありがとにゃん」であった。
April 22, 2008
仕事帰りのワンクッション
神経を張り詰めるトラブルと戦ったあと、溜息をつきながら車のエンジンキーを回した。
ラジオからは聞きなれたパーソナリティの声。
点灯したカーナビの行き先から自宅を選んで、ギアをドライブに入れる。
いつものように第3京浜から横浜新道へと走っていくうちに、どこかへ寄り道したい気分になる。ベイサイドマリーナに行ってみようか、いっそ箱根の温泉まで足をのばしてみようかと、ハンドルを握る手が誘惑する。
仕事場から家に戻る前にワンクッション。どこかへ寄りたくなるのは私だけではないだろう。
例えばマンデリンの美味しい珈琲屋であったり、負けを取り戻したいパチンコ屋であったり、昨日の続きが読める駅ナカの書店であったり、常連が集うカラオケスナックであったり・・、人それぞれ立ち寄りたい場所があるはずだ。
ホッと一息ついて、溜まった気を逃したい。
ウインカーを右に出せば自宅なのだけれど、あえて今日は直進。
逗子マリーナの端にある公園に車を停めた。日没を待っていてくれた相模湾に、両手を広げて挨拶と深呼吸をする。母なる海を抱きしめる。
今日は厳しかったよ。でもここまで帰って来たよ。
私を癒してくれる景色と一緒に無言の10分を過ごす。いつでもここにいてくれる大親友。
自宅に戻って鍵を開けたら、家の中には暗い気持ちを持ち込まないようにしよう。
生まれた場所でなくてもきっとみんな、ごく近い場所に心の故郷を持っている。
ラジオからは聞きなれたパーソナリティの声。
点灯したカーナビの行き先から自宅を選んで、ギアをドライブに入れる。
いつものように第3京浜から横浜新道へと走っていくうちに、どこかへ寄り道したい気分になる。ベイサイドマリーナに行ってみようか、いっそ箱根の温泉まで足をのばしてみようかと、ハンドルを握る手が誘惑する。
仕事場から家に戻る前にワンクッション。どこかへ寄りたくなるのは私だけではないだろう。
例えばマンデリンの美味しい珈琲屋であったり、負けを取り戻したいパチンコ屋であったり、昨日の続きが読める駅ナカの書店であったり、常連が集うカラオケスナックであったり・・、人それぞれ立ち寄りたい場所があるはずだ。
ホッと一息ついて、溜まった気を逃したい。
ウインカーを右に出せば自宅なのだけれど、あえて今日は直進。
逗子マリーナの端にある公園に車を停めた。日没を待っていてくれた相模湾に、両手を広げて挨拶と深呼吸をする。母なる海を抱きしめる。
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今日は厳しかったよ。でもここまで帰って来たよ。
私を癒してくれる景色と一緒に無言の10分を過ごす。いつでもここにいてくれる大親友。
自宅に戻って鍵を開けたら、家の中には暗い気持ちを持ち込まないようにしよう。
生まれた場所でなくてもきっとみんな、ごく近い場所に心の故郷を持っている。
April 20, 2008
頭に乗った金色の蛇
ずっと気になっていた写真がある。
かれこれ10年前、相模湾でヨットに乗ったときに撮った一枚なのだが、私の頭上に金色の何かが乗っている。よく見ると2つの眼があり、とぐろを巻いているようだ。
実を言うと相模湾を背景にして写真を撮ると、龍とおぼしきものが写ることが何度かあった。白い龍が身体を取り巻いて敵を威嚇していたり、後ろの空を飛んでいたり、それは昼でも夜でも起こる。
不思議なのは大切に保管しておいた写真たちが、いつのまにか失くなってしまうことだ。
白い龍が取り巻いている写真は、ラジオ局のスタッフたちに見せて騒然となった後、システムノートのポケットに入れておいたのが失くなった。
現像し直そうと慌ててネガを探しても、その1本だけが見当たらない。
そして先日、友人と江の島に行ったときのこと。
普段は通り過ぎる江島神社の「弁天堂」に入り、八臂弁財天像を見て驚いた。
右側の弁天様の頭上に、私がヨットで撮った写真とそっくりな物が乗っている!
しかも手前にはそれをもっと拡大したもの、蛇がとぐろを巻いて鎌首をもたげているのだ。

家に戻って写真をもう一度確認した。これは龍じゃなくて蛇だ。
失くならないよう写真立てに飾っておいた方がいいと友人に言われ、しっかりとガラス板で空気を遮断。そのまま1週間ほど経過すると、写真の縁からセピア色に退化し始めている。
他の写真は飾ったからといって、古いものでも色褪せてないのにどうして?
念のためにスキャナーで取込んでPCに保存したものの、変化が起きなければいいが・・。
いや、既に変化は起きている。なんたって10年前の写真なのだから、本人に変化が(笑)!
どれだけ変わったかはblog内のどこかにある写真をご参照下さい。
かれこれ10年前、相模湾でヨットに乗ったときに撮った一枚なのだが、私の頭上に金色の何かが乗っている。よく見ると2つの眼があり、とぐろを巻いているようだ。
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実を言うと相模湾を背景にして写真を撮ると、龍とおぼしきものが写ることが何度かあった。白い龍が身体を取り巻いて敵を威嚇していたり、後ろの空を飛んでいたり、それは昼でも夜でも起こる。
不思議なのは大切に保管しておいた写真たちが、いつのまにか失くなってしまうことだ。
白い龍が取り巻いている写真は、ラジオ局のスタッフたちに見せて騒然となった後、システムノートのポケットに入れておいたのが失くなった。
現像し直そうと慌ててネガを探しても、その1本だけが見当たらない。
そして先日、友人と江の島に行ったときのこと。
普段は通り過ぎる江島神社の「弁天堂」に入り、八臂弁財天像を見て驚いた。
右側の弁天様の頭上に、私がヨットで撮った写真とそっくりな物が乗っている!
しかも手前にはそれをもっと拡大したもの、蛇がとぐろを巻いて鎌首をもたげているのだ。

家に戻って写真をもう一度確認した。これは龍じゃなくて蛇だ。
失くならないよう写真立てに飾っておいた方がいいと友人に言われ、しっかりとガラス板で空気を遮断。そのまま1週間ほど経過すると、写真の縁からセピア色に退化し始めている。
他の写真は飾ったからといって、古いものでも色褪せてないのにどうして?
念のためにスキャナーで取込んでPCに保存したものの、変化が起きなければいいが・・。
いや、既に変化は起きている。なんたって10年前の写真なのだから、本人に変化が(笑)!
どれだけ変わったかはblog内のどこかにある写真をご参照下さい。
April 19, 2008
晴走雨休で駆ける湘南
昨夜の冷たい雨が上がり、風は強いながらも久しぶりの青空が見えている。
パジャマからジョギングウェアに着替えてストレッチ。
小坪漁港を抜け、逗子マリーナをくるくると回って汗をかいてきた。
不思議なもので、歩いている時と走っている時では擦れ違う人の反応が違う。
野菜を背負い籠に入れたおばあさんがニコニコと手を振ってくれたり、犬を散歩させている人が道を譲ってくれたり、会話はなくても心の「頑張ってね」が聞こえてくるのだ。
(ハアハアぜいぜいと、苦しそうな形相で走ってるからかもしれないけど・・)
スピードは変わっても、目に入ってくる景色は同じなのに驚く。
稲村ガ崎の向こうには江の島、帆を傾けて走るヨット、電線にとまったトンビとカラス。
ゆうき食堂の順番待ちをするお客たち、八百屋の店先に並んだタケノコ、壁にへばりついて咲いている野草までも、ちゃんと視界に入ってくる。
ゴールで出迎えてくれたのは白い小さな花たち。
雨の日には花びらを閉じてうなだれていた花ニラ(Spring star flower)が、今日はちゃんと星の形に開いている。天候を敏感に感じとって「晴開雨閉」なんだろうか。
夏の暑さの中では自ら葉を枯らして休眠状態に入り、秋になると再び葉を出すという。
人間の私は俗世間にどっぷり身を置いて「晴耕雨読」にはまだまだ程遠いけれど、せめて「晴走雨休」なら出来そうかな。
ジョギングの距離も少しずつ延ばして、いつかは42.195kmに挑戦したいものだ。
おっとその前に「晴飲雨飲」は改めないといけませんね(^_^;)
パジャマからジョギングウェアに着替えてストレッチ。
小坪漁港を抜け、逗子マリーナをくるくると回って汗をかいてきた。
不思議なもので、歩いている時と走っている時では擦れ違う人の反応が違う。
野菜を背負い籠に入れたおばあさんがニコニコと手を振ってくれたり、犬を散歩させている人が道を譲ってくれたり、会話はなくても心の「頑張ってね」が聞こえてくるのだ。
(ハアハアぜいぜいと、苦しそうな形相で走ってるからかもしれないけど・・)
スピードは変わっても、目に入ってくる景色は同じなのに驚く。
稲村ガ崎の向こうには江の島、帆を傾けて走るヨット、電線にとまったトンビとカラス。
ゆうき食堂の順番待ちをするお客たち、八百屋の店先に並んだタケノコ、壁にへばりついて咲いている野草までも、ちゃんと視界に入ってくる。
ゴールで出迎えてくれたのは白い小さな花たち。
雨の日には花びらを閉じてうなだれていた花ニラ(Spring star flower)が、今日はちゃんと星の形に開いている。天候を敏感に感じとって「晴開雨閉」なんだろうか。
夏の暑さの中では自ら葉を枯らして休眠状態に入り、秋になると再び葉を出すという。
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人間の私は俗世間にどっぷり身を置いて「晴耕雨読」にはまだまだ程遠いけれど、せめて「晴走雨休」なら出来そうかな。
ジョギングの距離も少しずつ延ばして、いつかは42.195kmに挑戦したいものだ。
おっとその前に「晴飲雨飲」は改めないといけませんね(^_^;)
April 18, 2008
スペシャルゲストの忘れ物
3月にBBQの記事に載せたように、我が家はお客様が多い。車で来てお酒を飲まれた方には寝室も提供するのだが、民宿か合宿所かというほど皆様に親しんで頂いている。
先日お泊まり頂いたスペシャルゲストは、逗子の有名人のケメ子ちゃん。
細い身体でひょろひょろと歩く姿は、まるでLAのヤクの売人!?
実態は彼と呼ぼうか彼女と呼ぼうか、本人曰く「コミックバー」のママである。
シモンズのベッドを提供した翌日、午後から用事があると聞いていたのでそろそろ起こさなくちゃ・・で、はたと困った。オカマは男が起こすべきか女が起こすべきか、判断がつかないのだ。しかも服装は女物、顔と精神は男らしいのだから、一概にオカマとも言えない。
結果、ドアの外からケメ子ちゃんの18番「トンコ節」を歌ってモーニングコール。
「♪あなたのくれた おびどめの 達磨の模様が チョイト気にかかる♪」というお座敷ソングだ。手拍子も元気よく、家中にこだまする。
心地よくお目覚め頂いて、酔い覚ましのお味噌汁、筍の煮物などでブランチ。窓の外はみずみずしい新緑、小鳥のさえずりも愛らしい。
が、出かける間際に静寂をぶちこわす大事件が勃発した。
「たいへん、ブラジャーがないわ!」だって!?
どんなブラジャーかと聞けば「黒」というが、オカマのブラジャーを私が探していいものか、見つけたときに触っていいものか判断に苦しむ。そもそもペッタンコの胸にどうしてブラジャーが必要なのか。
ベットの中やらソファーの上やらを捜索していると、
「ねえ夕べ私、ブラジャーしてた?」だって!?
知るか!!!
結局ブツは見つからず、ノーブラのまま帰っていただいた。
ちなみに「ブツ」をWikipediaで調べると、「反社会的な物品」や「所有しているだけで違法行為になる物品」を指す。
もしもベッドの下から見つかった場合、洗濯して渡すべきか否か。持っていていいものか。
オカマのブラジャーは所有してるだけで違法行為になる物品ではないかと、発見したその時を恐れている。
先日お泊まり頂いたスペシャルゲストは、逗子の有名人のケメ子ちゃん。
細い身体でひょろひょろと歩く姿は、まるでLAのヤクの売人!?
実態は彼と呼ぼうか彼女と呼ぼうか、本人曰く「コミックバー」のママである。
シモンズのベッドを提供した翌日、午後から用事があると聞いていたのでそろそろ起こさなくちゃ・・で、はたと困った。オカマは男が起こすべきか女が起こすべきか、判断がつかないのだ。しかも服装は女物、顔と精神は男らしいのだから、一概にオカマとも言えない。
結果、ドアの外からケメ子ちゃんの18番「トンコ節」を歌ってモーニングコール。
「♪あなたのくれた おびどめの 達磨の模様が チョイト気にかかる♪」というお座敷ソングだ。手拍子も元気よく、家中にこだまする。
心地よくお目覚め頂いて、酔い覚ましのお味噌汁、筍の煮物などでブランチ。窓の外はみずみずしい新緑、小鳥のさえずりも愛らしい。
が、出かける間際に静寂をぶちこわす大事件が勃発した。
「たいへん、ブラジャーがないわ!」だって!?
どんなブラジャーかと聞けば「黒」というが、オカマのブラジャーを私が探していいものか、見つけたときに触っていいものか判断に苦しむ。そもそもペッタンコの胸にどうしてブラジャーが必要なのか。
ベットの中やらソファーの上やらを捜索していると、
「ねえ夕べ私、ブラジャーしてた?」だって!?
知るか!!!
結局ブツは見つからず、ノーブラのまま帰っていただいた。
ちなみに「ブツ」をWikipediaで調べると、「反社会的な物品」や「所有しているだけで違法行為になる物品」を指す。
もしもベッドの下から見つかった場合、洗濯して渡すべきか否か。持っていていいものか。
オカマのブラジャーは所有してるだけで違法行為になる物品ではないかと、発見したその時を恐れている。
April 16, 2008
最低・失礼・粗末の3S
日本にエアロビクスが入ってきた頃から、フィットネスクラブ通いをしている。
逗子に越してきてからも体力維持のために近所のスポーツクラブに入ったが、入会後2〜3度しか行っていない。
最大の理由は不潔なこと。
見学のときに見極めれば良かったのだが、1つしかないスタジオは湿っぽく、ハードな運動をすれば鏡が曇って見えない。
ロッカールームでなぜ皆がビーチサンダルを履いてるのかと思えば、床が髪の毛だらけ。
もちろんシャワー室も洗面台も汚し放題のまま放置され、サウナの壁は腐りかかって防空壕のようだ。目のやり場に困る。
2ヶ月ほどして「しばらくお見えになっていませんが、どうなさいました?」と電話を貰ったが、まさか「汚くて行けません」とは言えず、口を濁しておいた。
しかし月に12,600円は馬鹿らしい。
あの乏しい設備でしかも日中は子供のスイミングスクールにプールを独占されて、駐車場は当て逃げが出るほどに狭い。
自宅周辺のジョギングとWii Fitでトレーニングすることに決め、退会届を出しに行った。
するとスタッフが集まってヒソヒソ。
なんと月会費が4か月分、溜まっているというのだ。
引き落としの銀行支店名が間違っていたそうだが、それならどうして連絡をくれなかったのか。
休んでいる理由をを尋ねる電話こそあれど、こんな大事な用件の引継ぎが出来ていないとは、スタッフの教育はどうなっているんだろう。
4か月分の手持ちが今ないと伝えると、いつ持ってくるのかとしつこい。
カードじゃダメですか?と聞けば「使えません」って、使えないのはそっちでしょ!
整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法。
6Sのどれ1つ出来ていない殿様商売がまかり通るとは、地域独占の特権なのかな。
心の広いお客様は神様だ。
逗子に越してきてからも体力維持のために近所のスポーツクラブに入ったが、入会後2〜3度しか行っていない。
最大の理由は不潔なこと。
見学のときに見極めれば良かったのだが、1つしかないスタジオは湿っぽく、ハードな運動をすれば鏡が曇って見えない。
ロッカールームでなぜ皆がビーチサンダルを履いてるのかと思えば、床が髪の毛だらけ。
もちろんシャワー室も洗面台も汚し放題のまま放置され、サウナの壁は腐りかかって防空壕のようだ。目のやり場に困る。
2ヶ月ほどして「しばらくお見えになっていませんが、どうなさいました?」と電話を貰ったが、まさか「汚くて行けません」とは言えず、口を濁しておいた。
しかし月に12,600円は馬鹿らしい。
あの乏しい設備でしかも日中は子供のスイミングスクールにプールを独占されて、駐車場は当て逃げが出るほどに狭い。
自宅周辺のジョギングとWii Fitでトレーニングすることに決め、退会届を出しに行った。
するとスタッフが集まってヒソヒソ。
なんと月会費が4か月分、溜まっているというのだ。
引き落としの銀行支店名が間違っていたそうだが、それならどうして連絡をくれなかったのか。
休んでいる理由をを尋ねる電話こそあれど、こんな大事な用件の引継ぎが出来ていないとは、スタッフの教育はどうなっているんだろう。
4か月分の手持ちが今ないと伝えると、いつ持ってくるのかとしつこい。
カードじゃダメですか?と聞けば「使えません」って、使えないのはそっちでしょ!
整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法。
6Sのどれ1つ出来ていない殿様商売がまかり通るとは、地域独占の特権なのかな。
心の広いお客様は神様だ。
April 14, 2008
8年漏れた年金加入記録
社会保険庁から「ねんきんとくべつ便」という緑の封書が、父宛てに届いた。
本人は介護施設で寝たきりで確認できる状態にないため、代わりに私が加入記録をチェックすると、ごっそりと8年分も抜け落ちている。
厚生年金の記録はあるが、個人事業を営んで国民年金を払っていた頃の記録がゼロになっているのだ。古びた確定申告書の綴りを調べると、社会保険料控除の欄に支払保険料の金額がきちんと記入されている。
年金加入記録回答票に必要事項を書き入れて、横須賀社会保険事務所を訪ねた。
「ねんきんとくべつ便」コーナーと記された部屋に入ってびっくり。私の前に22人も待っている。耳の遠い老人も多くて1人につき最低10分はかかるのに、係員の数は5名しかいない。
話を聞いていると、どこからも同じような台詞。
「これは有り得ないですよね。申し訳ありません。でも領収書がないことには・・」
「調査に6ヶ月かかりますが、お知らせは必ず届きます」
早口でまくしたてられ、頭を傾げながら帰っていく老人。あの係員には当たりたくないと思っていたら私の名が呼ばれた。
一通りの説明をすると、持参した確定申告書には目も通さず「調査に6ヶ月・・」が始まった。
どうして6ヶ月もかかるのか尋ねると、年金記録確認第三者委員会に諮って対応を決め、調査が必要と認められれば、その後に申告書なり何らかの証拠を提出してもらうという。
「証拠はここにあるのにコピーもとらず、6ヶ月後にまた持って来いというんですか?」と突っ込めば、「年金記録確認第三者委員会の有識者が決めたことですので・・」と責任転嫁。二言目には「有識者」が登場する。
しかも確定申告書は税務署に提出する書類で、社会保険庁には関係ないと言い放った。
「つまりは横の連携が取れてないってことですね?」
「そうお取りになるのは自由です」
さらにまたカチンと来る一言。父が65歳になった時、どうして国民年金の加入記録を調べなかったのか、何か理由があるんじゃないかと、娘には知るよしもない質問をしてきた。
「父が確定申告書に、虚偽の社会保険料を書き込んだとでも?」
「いえそういうわけじゃ。まずこちらの記録を調べてみないことには・・」
「記録に載っていなかったら?」
「有識者の意見を聞いてみないと・・」
話は堂々巡りだ。
6ヶ月後の通知を待つしかないと諦め、コインパーキングに戻ると料金は2時間分。
我ながら人の良すぎる国民だなと清算機に紙幣を入れる。
改革もへったくれもない社会保険庁。
録音テープ以下の対応しか出来ない係員なら、最初から「有識者」を窓口に座らせたらどうですか?
本人は介護施設で寝たきりで確認できる状態にないため、代わりに私が加入記録をチェックすると、ごっそりと8年分も抜け落ちている。
厚生年金の記録はあるが、個人事業を営んで国民年金を払っていた頃の記録がゼロになっているのだ。古びた確定申告書の綴りを調べると、社会保険料控除の欄に支払保険料の金額がきちんと記入されている。
年金加入記録回答票に必要事項を書き入れて、横須賀社会保険事務所を訪ねた。
「ねんきんとくべつ便」コーナーと記された部屋に入ってびっくり。私の前に22人も待っている。耳の遠い老人も多くて1人につき最低10分はかかるのに、係員の数は5名しかいない。
話を聞いていると、どこからも同じような台詞。
「これは有り得ないですよね。申し訳ありません。でも領収書がないことには・・」
「調査に6ヶ月かかりますが、お知らせは必ず届きます」
早口でまくしたてられ、頭を傾げながら帰っていく老人。あの係員には当たりたくないと思っていたら私の名が呼ばれた。
一通りの説明をすると、持参した確定申告書には目も通さず「調査に6ヶ月・・」が始まった。
どうして6ヶ月もかかるのか尋ねると、年金記録確認第三者委員会に諮って対応を決め、調査が必要と認められれば、その後に申告書なり何らかの証拠を提出してもらうという。
「証拠はここにあるのにコピーもとらず、6ヶ月後にまた持って来いというんですか?」と突っ込めば、「年金記録確認第三者委員会の有識者が決めたことですので・・」と責任転嫁。二言目には「有識者」が登場する。
しかも確定申告書は税務署に提出する書類で、社会保険庁には関係ないと言い放った。
「つまりは横の連携が取れてないってことですね?」
「そうお取りになるのは自由です」
さらにまたカチンと来る一言。父が65歳になった時、どうして国民年金の加入記録を調べなかったのか、何か理由があるんじゃないかと、娘には知るよしもない質問をしてきた。
「父が確定申告書に、虚偽の社会保険料を書き込んだとでも?」
「いえそういうわけじゃ。まずこちらの記録を調べてみないことには・・」
「記録に載っていなかったら?」
「有識者の意見を聞いてみないと・・」
話は堂々巡りだ。
6ヶ月後の通知を待つしかないと諦め、コインパーキングに戻ると料金は2時間分。
我ながら人の良すぎる国民だなと清算機に紙幣を入れる。
改革もへったくれもない社会保険庁。
録音テープ以下の対応しか出来ない係員なら、最初から「有識者」を窓口に座らせたらどうですか?
































