文章で稼ぐ贅沢

作詞からプログラミングまで、文字を並べて生きる物書きのひとりごと @ 逗子

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昨日は逗子の釣り宿で、恒例になった釣果を味わう会に参加した。甘鯛につられて飲み過ぎて、今朝は久しぶりの二日酔いである。午後から都内で会議があるので、ガブガブと水を飲んで外出の支度をした。

寒冷前線が通り過ぎていくのか、重たい曇り空。コートも要らなかった昨日とはうって変わって、頬に当たる風はひんやりと痛い。

バス停まで歩く途中、小さな変化に気づいた。冬のあいだ咲いていたツワブキの花が終わって、名前を知らない野の花に「黄色」がバトンタッチされている。もう3月は目の前だ。

yellow

ちょっとだけ遅刻しよう。急いで家に引き返し、クローゼットを開けてハンガーをかき分けた。選んだのはピンクのセーター。恋の始まりみたいな淡い色合いが気に入って、衝動買いしたまま、まだ袖を通していない。

もうこの歳では恥ずかしいかな。それでも黒からピンクに着替えると、顔色が急に明るくなった。ピンクは若返りの色。実際に血行が良くなり、新陳代謝が良くなる効果もあるそうだ。髪をポニーテールにして口紅を引き直し、鏡の自分ににっこり笑いかけた。

誰かと手をつないで、畑一面に咲いたレンゲや菜の花を見に行きたい。ひらひらと蝶のように咲くコブシの花ももうすぐだ。わくわく、何だかワクワク。

確信がないのに、嬉しいことが起きそうな予感に胸を膨らませたティーンエイジの私は、心の中にまだ住んでいる。少年少女に戻る色を春が教えてくれた。

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今年は春の訪れが早い。1月のはじめに、「パワーグリーンが幸せの前兆をくれること」で写真を載せたシンビジウムが、蕾を弾かせていっせいに咲き始めた。例年より1か月以上早いうえに、大輪の花である。

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三寒四温という四字熟語そのまんまの気候。
昨日は南岸低気圧が通り過ぎた大荒れの空模様で、暴風波浪警報のアラームがスマホに届いたのが嘘のようだ。ポストに手紙を入れに行ったら、身体ごと吹き飛ばされそうになり、自然の驚異に平伏していたところである。

STORM

強風にしなって、激しく揺れていたパームツリーたちは、夜があければ何事もなかったかのように、のほほんと太陽を浴びている。白波が立っていた相模湾は穏やかな水色に戻り、とんびの鳴き声がピーヒョロロと空に響く。

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右向け右とばかりに、みんなが春に向かっていくなか、私は例年通りの書斎ごもり。都内での行事には欠席の返事を出して、昼夜パソコンの前が定位置になっている。

ストレスが溜まって、以前なら「飲みに行きたいな〜」と恨めしい気分でいたのが、今はちょっと変わったかも。昨年の5月に立ち上げたファッションブログのために、原稿書きの合間を縫って、服のコーディネート写真を自撮りするのがストレスの発散となった。おかげで一日一食となってしまったが、好きなことが食欲に勝るのだから仕方がない。毎日1,000を超え、多い日で2,000のアクセスを頂いているのも励みになる。

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金魚のフンみたいに私の後を引っ付いてくる与六が、キャットタワーから興味深げに様子を眺めて、「ニャ?」と声をかけてくる。
仕事しなくていいのかニャ? お腹は空いていないかニャ? 眠くないかニャ?

はいはい、心配してくれてありがとう。心も身体も元気です。
年齢的にはずいぶん出遅れたけれど、子どものころから大好きだったファッションがもう一つの仕事になりつつある今は、人生も三寒四温。幸せな春に向かっていることだけは間違いない。
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