文章で稼ぐ贅沢

作詞からプログラミングまで、文字を並べて生きる物書きのひとりごと @ 逗子

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新緑がまぶしい5月のはじめ、久しぶりに目黒の坂道を歩いた。長いあいだ暮らしていた街の風景は、ところどころに新陳代謝が垣間見えるけれど、懐かしさには何も変わりがない。

出かけた目的は、ホテル雅叙園東京で開催されている「福ねこ at 百段階段」 〜和室で楽しむねこアート〜を見ること。重要文化財である百段階段の豪華絢爛たる和室に、現代アート作家たちが猫をモチーフにアイデアを競う作品が1,000点も飾られているとあっては、猫好きには居ても立ってもいられない。

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靴を脱いで、ひんやりした階段を上っていくと最初の部屋。365体の誕生日猫たちが並んだ中から、マイバースデーにゃんを見つけた。

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どのアーティストの猫たちも個性的で、ユーモアたっぷり。しかも豪華な絵画とのマッチングが素晴らしく、誰もがカメラを向けてシャッター音を鳴らしまくっている。

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おそらく一番人気だったのは、石渡いくよさんのコーナー。ひな壇の上で酔っぱらって笑い転げている猫の雛人形たちが可愛すぎて、他の部屋に移動するのに後ろ髪を引かれるほどだった。

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ふてぶてしくて、福々しい猫。
ツンデレで、野性味あふれる猫。
妖気を漂わせながら、おバカさ満載の猫。
何千匹のニャンコたちを見ているうちに、はやく家に帰って与六の頭を撫でなくちゃと、ホームシックになってくる。

やっぱり我が家のメタボな笑い猫がいちばんだなと、親バカを再認識した悶絶アートであった。

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桜が散ってツツジが咲いたとたん、逗子には夏がやってくる。葉山マリーナのメンバーに入れてもらったペーペーのヨット乗りとしては、デッキシューズと日焼け止めのお世話になるシーズンの到来だ。

前日の曇天から一変して、青空が眩しい日曜日。早起きして作った料理を保冷バッグに詰め、京急バスでマリーナへと向かった。今回乗り込んだクルーは13名。もやいを外し、フェンダーをデッキに跳ね上げて、船が堤防の外に出ていく頃にはそれぞれのポジションについている。

どこでメインセールを上げようかと悩むほど、周囲はヨットとディンギーでいっぱい。微風だけれど、レースも行われていて、所狭し(?)な海である。

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ヨットパーカーの上にライフジャケットを着ると、だんだん汗ばむほどの陽気。

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キャビンの後方、コックピットも賑やかに打ち解けはじめている。

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あまりにも風が弱いので、フォアステイの外にジェネカーと呼ばれる大きな帆を張った。広げるのも畳むのも、人数を要する共同作業。意地でもエンジン機走をしないキャプテンの心意気が風を捕まえたのだろう。スピードが1.7ノットから7.5ノットまで上がると、速い速い。風の音、波を切る音だけしか聞こえないセイリングの醍醐味に感激する。

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江の島の裏側へ回り、洞窟の弁天様にごあいさつ。葉山マリーナのポンツーンで宴会をするために、お昼すぎには戻ることにした。

目をこらすと、渋滞した134号線をノロノロと動く車の列。片瀬海岸、七里ガ浜、稲村ケ崎、由比ガ浜、材木座海岸、逗子海岸。自分の引っ越しのルートを辿るみたいなセイリングだ。小学生のころから船に乗っている私は、何度も見ている沿岸の光景だけれど、そのつど湘南に住んでいて良かったと実感する生き生きとした景色なのだ。

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青春に年齢制限がないなら、相模湾から一生離れたくないな。逗子が終の棲家になるだろうと確信しながら、今年の夏は思いっきり海を楽しもうと思っている。

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