November 11, 2009
悪い縁にさようならと感謝
携帯やPCに溜まったメールを削除するタイミングは難しい。広告メール等はすぐゴミ箱に捨ててしまうが、友人や仕事関係のメールは機種を新しくするまで保存したまま。氏名別に分けたフォルダを見ながら、交信が遠のいている人の近況を想像したりする。
毎日チェックしにいく岩満羅門先生のブログで、とても共感できるアドバイスを得た。引用させて戴くと、【良い運・悪い運】第2回で読んだ「良い運が来る支度」についてだ。自分の周りで、どうも自分に良い運をもたらさない人や、付き合ってはいけない人とは生活を切り離しなさいと述べられている。いきなり別れを切り出すのでなく、さり気なくさり気なく関係を遠ざけて、縁を切っていく。その人数分が空いたキャパシティには、同じ数だけまた誰かが入り、良い運を持った人と縁がつながる可能性があるという。
メールフォルダを開いて、縁が遠くなった人を確かめた。美辞麗句やお世辞を並べて、他人を利用しようとする人。神仏に祈る傍ら、人間に対して奢り高ぶり、自分の自慢話をする人。質素倹約をアピールしながら、お金の匂いに擦り寄っていく人。古いメールが言葉巧みであるほど、時間を置けば置くほど、現在とのギャップや嘘が見えてくる。彼らは一見「いいひと」であるが、心の奥には手を差し伸べようもない暗い底なし沼が広がっているのだ。たぶんその沼を悪い運と言うのだろう。
彼らとの付き合いが遠のいて得た時空。そこには悩みを聞いてくれる新しい友人が出来ただけでなく、昔の人間関係が戻ってきた。「元気でいる?」と懐かしい声の電話は、良い運を持っている人たちだからこそ、忘れずに戻ってきてくれたのだと思う。本当にありがとう!
20代のころ、文筆業の師匠に「悪照れするな」と何度も叱られた私は、やっと今の年齢になって素直に感謝が言えるようになった。だからこそ、去っていく人たちにも「ありがとう」。私にだって至らないところは山ほどある。あえてメールは送らないけれど、鍛えられ成長させて貰ったことを感謝したい。
毎日チェックしにいく岩満羅門先生のブログで、とても共感できるアドバイスを得た。引用させて戴くと、【良い運・悪い運】第2回で読んだ「良い運が来る支度」についてだ。自分の周りで、どうも自分に良い運をもたらさない人や、付き合ってはいけない人とは生活を切り離しなさいと述べられている。いきなり別れを切り出すのでなく、さり気なくさり気なく関係を遠ざけて、縁を切っていく。その人数分が空いたキャパシティには、同じ数だけまた誰かが入り、良い運を持った人と縁がつながる可能性があるという。
メールフォルダを開いて、縁が遠くなった人を確かめた。美辞麗句やお世辞を並べて、他人を利用しようとする人。神仏に祈る傍ら、人間に対して奢り高ぶり、自分の自慢話をする人。質素倹約をアピールしながら、お金の匂いに擦り寄っていく人。古いメールが言葉巧みであるほど、時間を置けば置くほど、現在とのギャップや嘘が見えてくる。彼らは一見「いいひと」であるが、心の奥には手を差し伸べようもない暗い底なし沼が広がっているのだ。たぶんその沼を悪い運と言うのだろう。
彼らとの付き合いが遠のいて得た時空。そこには悩みを聞いてくれる新しい友人が出来ただけでなく、昔の人間関係が戻ってきた。「元気でいる?」と懐かしい声の電話は、良い運を持っている人たちだからこそ、忘れずに戻ってきてくれたのだと思う。本当にありがとう!
20代のころ、文筆業の師匠に「悪照れするな」と何度も叱られた私は、やっと今の年齢になって素直に感謝が言えるようになった。だからこそ、去っていく人たちにも「ありがとう」。私にだって至らないところは山ほどある。あえてメールは送らないけれど、鍛えられ成長させて貰ったことを感謝したい。
November 10, 2009
大人の居場所がなくなった街
青山ダイヤモンドホールでの会合のあと、昨夜は久しぶりに表参道を歩いた。予約を入れた和食屋まで約20分。懐かしいケヤキ並木の右側には表参道ヒルズ、左側にはGUCCI、LOUIS VUITTON、Dior、CHANELなどの高級ブランドショップが並んでいる。そんなウィンドーショッピングに心が浮き立つはずが、タクシーに乗らなかったことを即座に後悔した。
歩いているのは10代後半から20代の若者ばかり。それ以上の大人は一人もいないのだ。どこかの店舗に逃げ込もうとしても、おそらく数十万はするだろうと思われる服が威光を放っているのみで、客の姿はおろか店員の姿さえ見えない。敷居の高さに気後れしないのは、中国人富裕層の旅行客ぐらいだろう。ここはいったい誰のための街なのかと、異邦人になった気分だった。
私が原宿デビューをしたのは高校生の頃。お年玉でMILKのセーターを買い、精一杯大人のふりをしてLEONでお茶を飲み、同潤会アパートのブティックを一つ一つ見上げて歩いた。湘南から来た田舎少女には、KIDDY LANDに入るのさえ勇気が要る。表参道は洗練されたモデルや芸能人しか歩けない、特別なストリートだと思っていたからだ。
思い出の建物たちを誰が覚えているだろう。原宿の中心だったセントラルアパートはGAPに変わり、MILKもLEONも無くなった。神宮前の交差点を右に曲がり、場違いな大人は脇目も振らずに早足で歩く。明治通りはH&M、FOREVER21などロープライス衣料のショップに若者たちが群がり、裏原宿のストリートファッションに至っては理解不能。ニューヨークのアルファベットシティの方がよほど気楽だと、のろのろと歩く不思議な人種たちを追い越した。
転げるように時が過ぎれば12月。今年は11年ぶりに表参道ケヤキ並木のイルミネーションが復活するという。ひしめきあう歩道橋、「うわー、キレイ!!」と声をあげるカップルたちの姿が目に浮かぶ。でも私は見に来ることはないな。今は昔。手を繋いで歩いた人の面影さえ思い出せない、遠い遠い街になった。
歩いているのは10代後半から20代の若者ばかり。それ以上の大人は一人もいないのだ。どこかの店舗に逃げ込もうとしても、おそらく数十万はするだろうと思われる服が威光を放っているのみで、客の姿はおろか店員の姿さえ見えない。敷居の高さに気後れしないのは、中国人富裕層の旅行客ぐらいだろう。ここはいったい誰のための街なのかと、異邦人になった気分だった。
私が原宿デビューをしたのは高校生の頃。お年玉でMILKのセーターを買い、精一杯大人のふりをしてLEONでお茶を飲み、同潤会アパートのブティックを一つ一つ見上げて歩いた。湘南から来た田舎少女には、KIDDY LANDに入るのさえ勇気が要る。表参道は洗練されたモデルや芸能人しか歩けない、特別なストリートだと思っていたからだ。
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思い出の建物たちを誰が覚えているだろう。原宿の中心だったセントラルアパートはGAPに変わり、MILKもLEONも無くなった。神宮前の交差点を右に曲がり、場違いな大人は脇目も振らずに早足で歩く。明治通りはH&M、FOREVER21などロープライス衣料のショップに若者たちが群がり、裏原宿のストリートファッションに至っては理解不能。ニューヨークのアルファベットシティの方がよほど気楽だと、のろのろと歩く不思議な人種たちを追い越した。
転げるように時が過ぎれば12月。今年は11年ぶりに表参道ケヤキ並木のイルミネーションが復活するという。ひしめきあう歩道橋、「うわー、キレイ!!」と声をあげるカップルたちの姿が目に浮かぶ。でも私は見に来ることはないな。今は昔。手を繋いで歩いた人の面影さえ思い出せない、遠い遠い街になった。
November 09, 2009
イタリアンワインの新酒が解禁
ワインの新酒と言えばボジョレー・ヌーヴォーが有名であるが、何もフランスのボジョレー地方に限らず、秋は世界中に新酒が溢れる。
昨日は友人が経営している横浜市山手のワインバー「ORE SEI(オーレ・セイ)」に、イタリアンワインの新酒を飲みに行った。下記は先月届いた案内メール。
FESTA DI NOVELLO 『新酒祭り』のお知らせ
いよいよ今年もイタリアのNOVELLO(新酒)の季節になりました。今回は北はピエモンテ州から南はシチリア州まで、赤白合わせて8種類の新酒を取り寄せました。フランスのボジョレーはガメイ種ですが、ノヴェッロはイタリア各地の地葡萄から様々な個性的なワインが造られ、味わいの違いを楽しめます。数々の前菜も用意しております。どうぞお気軽にご参加下さい。
ORE SEI(Terry)
そうか、イタリアではヌーヴォーでなくノヴェッロと言うのか。まだ日の明るいうちから始まったミニパーティーは、カウンターに形状様々のワインボトルが8本並ぶ。ラベルにはどれもNOVELLOの文字。黒板に貼ったイタリアの地図を見ながら、ワイン産地についての簡単なレクチャーを受ける。



マルケ地方の白ワイン「ヴィ・ノーヴォ・マルケ(ガロフォリ)」に始まり、シチリア地方の赤ワイン「ノヴェンヴレ シチリア(カンティーナ・ラッロ)」まで8種類。生ハムやチーズ、キッシュなどの前菜を口に運びながら飲み比べる。産地が南に下がるほど柔らかい味になるのは、降り注ぐ太陽の量のせいだろうか。
私が最も気に入ったのは北の産地、ピエモンテ地方の「モンフェラット(ヴァルフェリア)」。スパイシーな辛口で、葡萄の品種はドルチェット、バルベラと書かれているが、ワイン通には程遠いので何のことやら。味の違いが分かったことだけも良しとしよう。たっぷりと3時半から7時過ぎまで飲んで食べて、料金5,000円は実にリーズナブルだった。

ORE SEIはオープンして7年目。オーナーのTerryこと寺本氏とは10年来の付き合いになる。彼の淋しげになった頭頂部を見ながら、「私たち、おじさんおばさんになったよね」と苦笑い。しかし歳はとっても心と声は10年前と変わらずに、男友達は頼もしくて温かい。久しぶりの横浜。日曜日の本牧通り。タクシーを拾って見送ってくれた白いコックコートに、失くしていた宝物を再発見した気分であった。
昨日は友人が経営している横浜市山手のワインバー「ORE SEI(オーレ・セイ)」に、イタリアンワインの新酒を飲みに行った。下記は先月届いた案内メール。
FESTA DI NOVELLO 『新酒祭り』のお知らせ
いよいよ今年もイタリアのNOVELLO(新酒)の季節になりました。今回は北はピエモンテ州から南はシチリア州まで、赤白合わせて8種類の新酒を取り寄せました。フランスのボジョレーはガメイ種ですが、ノヴェッロはイタリア各地の地葡萄から様々な個性的なワインが造られ、味わいの違いを楽しめます。数々の前菜も用意しております。どうぞお気軽にご参加下さい。
ORE SEI(Terry)
そうか、イタリアではヌーヴォーでなくノヴェッロと言うのか。まだ日の明るいうちから始まったミニパーティーは、カウンターに形状様々のワインボトルが8本並ぶ。ラベルにはどれもNOVELLOの文字。黒板に貼ったイタリアの地図を見ながら、ワイン産地についての簡単なレクチャーを受ける。



マルケ地方の白ワイン「ヴィ・ノーヴォ・マルケ(ガロフォリ)」に始まり、シチリア地方の赤ワイン「ノヴェンヴレ シチリア(カンティーナ・ラッロ)」まで8種類。生ハムやチーズ、キッシュなどの前菜を口に運びながら飲み比べる。産地が南に下がるほど柔らかい味になるのは、降り注ぐ太陽の量のせいだろうか。
私が最も気に入ったのは北の産地、ピエモンテ地方の「モンフェラット(ヴァルフェリア)」。スパイシーな辛口で、葡萄の品種はドルチェット、バルベラと書かれているが、ワイン通には程遠いので何のことやら。味の違いが分かったことだけも良しとしよう。たっぷりと3時半から7時過ぎまで飲んで食べて、料金5,000円は実にリーズナブルだった。

ORE SEIはオープンして7年目。オーナーのTerryこと寺本氏とは10年来の付き合いになる。彼の淋しげになった頭頂部を見ながら、「私たち、おじさんおばさんになったよね」と苦笑い。しかし歳はとっても心と声は10年前と変わらずに、男友達は頼もしくて温かい。久しぶりの横浜。日曜日の本牧通り。タクシーを拾って見送ってくれた白いコックコートに、失くしていた宝物を再発見した気分であった。
November 08, 2009
法を無視した迷惑メール事情
プロバイダから週に一度、「迷惑メールフォルダへのメール格納のお知らせ」という定期メールが届く。迷惑メールと判定されたメールを2週間限度でフォルダに保管してあるので、自動廃棄される前に内容を確認して下さいという案内だ。
見に行くと、迷惑メールの9割は差出人が★Love×2★ 。5月12日の日記「本名宛てに届くスパムメール」で怒りをぶちまけた悪質出会い系サイトである。被害を検索すると、ホスト系のサクラが多い有料サイトだそうで、高額なポイント購入を誘ってくるらしい。一度登録したら最後、退会もさせてくれないという。件名の文章も知恵を使いバリエーションを増して、物書きの私でさえタジタジになる。
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つばさ[28歳]軽く自己紹介したいんだけどブログも作れるみたいじゃん?ブログ作ったら見てくれる?
天羽蒼馬[27歳]著名人や芸能人が集まるパーティーがあるんだけど一緒に行く?エスコートさせてよ
畑澤光輝[30歳]高校の時からの親友がさ〜来月子供生まれるんだって[アセアセ]お祝いってどれぐらい
ユウト[26歳]俺がハゲたら会う気なくなる(o´・ω・`o)?よね(´Д`;)? 10月30日
-------------------------------------------
中でも直樹[32歳]のメールは、私が借金苦にあると想定して支援を申し出ているのだが、文面はまるで足長おじさんだ。
-------------------------------------------
直樹[32歳]唯一の希望を自らの手で破棄されるならもう何も言う事ありません…数千万の支援を
直樹[32歳]いくら必要ですか。おいくら必要なんですか!はっきりおっしゃってください
直樹[32歳]私だったら助けてあげる事出来るのに…男に頼りたくないと言う自尊心なんですか?
直樹[32歳]一度人に対して猜疑心を持たれたら信用する事自体が難しいかもしれません。ですが・・
直樹[32歳]おはようございます。助けてもらわないで…どうにかしようとしていませんか?
-------------------------------------------
ちなみにこの悪質サイトの利用規約を見ると、[ご利用料金](1ポイント=10円)は、メール送信 = 50pt、メール閲覧 = 50pt、メール閲覧 = 50pt、写真閲覧 = 5pt、メールアドレスを教える = 1000pt・・等となっている。もしも登録したなら、勝手に送りつけられるメール全ての閲覧料を取られるのではないだろうか。
昨年12月1日から「改正迷惑メール法」が施行され、罰金の上限100万円が3000万円に引き上げられたというが、悪質業者にとってはどこ吹く風。アルバイト感覚で迷惑メールを送りつけるスパマーたちの月収は、平均で77〜108万円(海外の場合)にもなるという。
★Love×2★の場合、(株)○○○○○銀河という会社に雇われたオペレータたちが、池袋のビルの7階で机を並べてメール送信しているらしいが、法を無視して送り続けるのだから、日本の業者も相当儲かっているのだろう。
感心して(?)迷惑フォルダを眺めながらも、ちょっとこれ何? 許せないものを発見した。スパムとは言え、確実に犯罪と思えるメールだ。×××××は私の実名。
-------------------------------------------
□タイトル□
×××××さん宛に個人情報を保管しております。保管中の個人情報データ添付
↓↓↓
本文・プロフを見る
-------------------------------------------
改正法施行からまもなく1年。総務大臣は民主党のマニフェスト実現にかかりっきりで、モグラ叩きになど構っていられないのだろうか。
見に行くと、迷惑メールの9割は差出人が★Love×2★ 。5月12日の日記「本名宛てに届くスパムメール」で怒りをぶちまけた悪質出会い系サイトである。被害を検索すると、ホスト系のサクラが多い有料サイトだそうで、高額なポイント購入を誘ってくるらしい。一度登録したら最後、退会もさせてくれないという。件名の文章も知恵を使いバリエーションを増して、物書きの私でさえタジタジになる。
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つばさ[28歳]軽く自己紹介したいんだけどブログも作れるみたいじゃん?ブログ作ったら見てくれる?
天羽蒼馬[27歳]著名人や芸能人が集まるパーティーがあるんだけど一緒に行く?エスコートさせてよ
畑澤光輝[30歳]高校の時からの親友がさ〜来月子供生まれるんだって[アセアセ]お祝いってどれぐらい
ユウト[26歳]俺がハゲたら会う気なくなる(o´・ω・`o)?よね(´Д`;)? 10月30日
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中でも直樹[32歳]のメールは、私が借金苦にあると想定して支援を申し出ているのだが、文面はまるで足長おじさんだ。
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直樹[32歳]唯一の希望を自らの手で破棄されるならもう何も言う事ありません…数千万の支援を
直樹[32歳]いくら必要ですか。おいくら必要なんですか!はっきりおっしゃってください
直樹[32歳]私だったら助けてあげる事出来るのに…男に頼りたくないと言う自尊心なんですか?
直樹[32歳]一度人に対して猜疑心を持たれたら信用する事自体が難しいかもしれません。ですが・・
直樹[32歳]おはようございます。助けてもらわないで…どうにかしようとしていませんか?
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ちなみにこの悪質サイトの利用規約を見ると、[ご利用料金](1ポイント=10円)は、メール送信 = 50pt、メール閲覧 = 50pt、メール閲覧 = 50pt、写真閲覧 = 5pt、メールアドレスを教える = 1000pt・・等となっている。もしも登録したなら、勝手に送りつけられるメール全ての閲覧料を取られるのではないだろうか。
昨年12月1日から「改正迷惑メール法」が施行され、罰金の上限100万円が3000万円に引き上げられたというが、悪質業者にとってはどこ吹く風。アルバイト感覚で迷惑メールを送りつけるスパマーたちの月収は、平均で77〜108万円(海外の場合)にもなるという。
★Love×2★の場合、(株)○○○○○銀河という会社に雇われたオペレータたちが、池袋のビルの7階で机を並べてメール送信しているらしいが、法を無視して送り続けるのだから、日本の業者も相当儲かっているのだろう。
感心して(?)迷惑フォルダを眺めながらも、ちょっとこれ何? 許せないものを発見した。スパムとは言え、確実に犯罪と思えるメールだ。×××××は私の実名。
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□タイトル□
×××××さん宛に個人情報を保管しております。保管中の個人情報データ添付
↓↓↓
本文・プロフを見る
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改正法施行からまもなく1年。総務大臣は民主党のマニフェスト実現にかかりっきりで、モグラ叩きになど構っていられないのだろうか。
November 07, 2009
小春日和と猫じゃらし
2階の廊下の突き当たりに、BBQコンロやパラソル、麦藁帽子を保管した夏の名残コーナーがある。今日のような小春日和には窓を開けておくと、網戸越しにカラスやトンビを観察する与六が必ず陣取っている。「至福の時ですにゃ」とでも言いたげに、キジトラの背中は柔らかい日溜まり。ほおずりさせてもらう飼い主にとって、贅沢な天然クッションである。
やがてトントントンの音。与六は眠くなってくると、白いキャットタワーをジャンプして最上段に移動する。ぶらんぶらん揺れる尻尾は催眠術師の振り子みたいで、自らの眼がだんだん細くなっていく。
猫じゃらしでチョッカイを出すと、「うるさいにゃあ」。手で払いのける仕草が面白くて、晴れた土曜日の昼間は、私の居場所まで定まってしまった。
10人中9人の人が、猫と一緒にいるとリラックスできると言うそうだ。まん丸な顔、まん丸な眼、太くて短い手足、ふさふさの尻尾・・、生後7ヶ月にしてずんぐりむっくり。ダイエットしなくちゃねと嗜めながら、いつでも今が一番可愛いのが猫という生き物である。
二枚目の動画はレンズに鼻クンクンのあと、最後にバシッと猫パンチ! ごめんごめん、ゆっくりお昼寝してくださいな。
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やがてトントントンの音。与六は眠くなってくると、白いキャットタワーをジャンプして最上段に移動する。ぶらんぶらん揺れる尻尾は催眠術師の振り子みたいで、自らの眼がだんだん細くなっていく。
猫じゃらしでチョッカイを出すと、「うるさいにゃあ」。手で払いのける仕草が面白くて、晴れた土曜日の昼間は、私の居場所まで定まってしまった。
10人中9人の人が、猫と一緒にいるとリラックスできると言うそうだ。まん丸な顔、まん丸な眼、太くて短い手足、ふさふさの尻尾・・、生後7ヶ月にしてずんぐりむっくり。ダイエットしなくちゃねと嗜めながら、いつでも今が一番可愛いのが猫という生き物である。
二枚目の動画はレンズに鼻クンクンのあと、最後にバシッと猫パンチ! ごめんごめん、ゆっくりお昼寝してくださいな。
November 06, 2009
ジビエ料理からコスプレカラオケまで
美しい生活を推奨しているくせに、何やってるんだ自分。11月に入ってから、一度も家で夕食をとっていない。忘年会シーズン先走りの宴会や、飲み仲間に誘われてのミニ宴会、馴染みの店への顔出しなど、肝臓には宜しくない毎日だ。
例えば火曜日の夜は、ゆうき食堂のマスターから「今から鴨鍋やりますよー」のお誘いがあり、手土産の焼酎をぶら下げて参加した。テーブルをくっ付けて仕立てたミニパーティー会場には、小坪漁港の船長を中心にした濃いー面々が鍋を囲んでいる。
鉄砲で撃ってきたという鴨を、豪快にも骨付きのままぶった切り、割り下で煮込んだ野性味あふれるジビエ料理。しかし何故か皆、ネギしか食べない。
「固くて喰えねえよ」「ケモノ臭いよ」「でかく切り過ぎだよ」
肉を掻き分けて、鍋の底に沈んでいるネギを探している。無くなると八百屋で買ってきてまた追加。見事に肉だけが残った鍋を見ながら、ぶんむくれたマスターが「どっか飲みに行くぞ!」と叫んだのは想定通りであった。
続く水曜の夜は東京からの帰りに、逗子のJ.J.MONKSへ。牡蠣料理が美味しくて、グラスワインの3杯目でエンジンに火がついた。デザートのシフォンケーキを断って「なにか違うお酒が飲みたい」の注文に、「任せて」とマスターの独壇場が始まる。
くるみリキュールのNOCELLOやクレーム・ド・カシスを使ったカクテル、最後はソーダをチェイサーにしてシングルモルトウイスキーのOBANでキリリとしめた。しかし本人はキリリとは程遠く、あくる朝は家中に脱ぎ散らかした服を反省しながら拾い集めた。
そして夕べは、某ボランティア団体のメンバーと麻布台のフェスタ飯倉へ。ロシア大使館の隣にある、コスプレ衣装豊富な高級カラオケルームである。ロビーで打合せを済ませた後は、個室に入って寿司会席と白ワイン。順ぐりにマイクを持ってミニステージで歌い踊る。連日飲んでるせいで、「声がガラガラじゃないですか」と言われながらも、ママドル松田聖子のナンバーで頑張った。
横須賀線で逗子に帰ったのは深夜12時前。足は勝手にレストランバー海音に向かう。ビタミンCをたっぷり取れるカクテルを所望し、一息ついたところに常連客がやってきた。
「僕は夕べ、周りに失礼なことしませんでしたかね?」
全く覚えていないという昨晩の行動を訊ねに来たらしい。上には上がいることに安心して、わーい!と乾杯。このままクリスマス、新年会と雪崩れ込んでいきそうな雰囲気に、もしかしたら景気回復?と都合の良い解釈をしている日々である。
例えば火曜日の夜は、ゆうき食堂のマスターから「今から鴨鍋やりますよー」のお誘いがあり、手土産の焼酎をぶら下げて参加した。テーブルをくっ付けて仕立てたミニパーティー会場には、小坪漁港の船長を中心にした濃いー面々が鍋を囲んでいる。
鉄砲で撃ってきたという鴨を、豪快にも骨付きのままぶった切り、割り下で煮込んだ野性味あふれるジビエ料理。しかし何故か皆、ネギしか食べない。
「固くて喰えねえよ」「ケモノ臭いよ」「でかく切り過ぎだよ」
肉を掻き分けて、鍋の底に沈んでいるネギを探している。無くなると八百屋で買ってきてまた追加。見事に肉だけが残った鍋を見ながら、ぶんむくれたマスターが「どっか飲みに行くぞ!」と叫んだのは想定通りであった。
続く水曜の夜は東京からの帰りに、逗子のJ.J.MONKSへ。牡蠣料理が美味しくて、グラスワインの3杯目でエンジンに火がついた。デザートのシフォンケーキを断って「なにか違うお酒が飲みたい」の注文に、「任せて」とマスターの独壇場が始まる。
くるみリキュールのNOCELLOやクレーム・ド・カシスを使ったカクテル、最後はソーダをチェイサーにしてシングルモルトウイスキーのOBANでキリリとしめた。しかし本人はキリリとは程遠く、あくる朝は家中に脱ぎ散らかした服を反省しながら拾い集めた。
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そして夕べは、某ボランティア団体のメンバーと麻布台のフェスタ飯倉へ。ロシア大使館の隣にある、コスプレ衣装豊富な高級カラオケルームである。ロビーで打合せを済ませた後は、個室に入って寿司会席と白ワイン。順ぐりにマイクを持ってミニステージで歌い踊る。連日飲んでるせいで、「声がガラガラじゃないですか」と言われながらも、ママドル松田聖子のナンバーで頑張った。
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横須賀線で逗子に帰ったのは深夜12時前。足は勝手にレストランバー海音に向かう。ビタミンCをたっぷり取れるカクテルを所望し、一息ついたところに常連客がやってきた。
「僕は夕べ、周りに失礼なことしませんでしたかね?」
全く覚えていないという昨晩の行動を訊ねに来たらしい。上には上がいることに安心して、わーい!と乾杯。このままクリスマス、新年会と雪崩れ込んでいきそうな雰囲気に、もしかしたら景気回復?と都合の良い解釈をしている日々である。
November 05, 2009
痩せ我慢もおしゃれのうち
石蕗(つわぶき)の花が咲きはじめると冬の入口が近い。日ごとに気温は下がっていくけれど、コートを着るにはまだ早いこの時期が私は大好き。カシミアの真っ赤な大判ストールのお出ましとなる。

実家に暮らしていた頃、書き上げた原稿をバックに放り込んで、仕事先に向かうのはいつもギリギリの時刻。今日は寒いからと家に戻る暇はないので、活用アイテムとして大判ストールを持ち歩くことにしていた。
ちょうど今頃だったと思う。森山良子さんとディナーショーの打ち合わせが終わり、ビルの外に出るとピューピューと木枯らしが吹いている。薄手のセーターにストールを羽織っただけの私に、「おだゆ、寒くないの?」と良子さんが心配してくれた。「ぜーんぜん」と応えながら本当は震えていたのだけど、おしゃれのためなら痩せ我慢するのが若さだったと思う。
ところが昨年あたりから寒さへの耐性が弱くなってきた。これまでババシャツなど敵だと思っていたのが、通販サイトで保温下着を物色する軟弱さ。デザインよりも機能優先で、肌色のモモヒキだって履いてしまう。お年寄りがミノムシみたいに重ね着している理由を、年齢と共に実感するようになった。
衣替えしたクローゼットを見回しながら、さあ今日の外出はどうしたものか。赤いストールだけじゃ心許なく、ローゲージのざっくりカーディガンを選ぶ私に、忠告の声が聞こえてくる。それは飲み友達だった大御所スタイリストのTさん。以前「ノースリーブは大人の勝負服」の日記に書いた通り、真冬でもコートの下はノースリーブを着ている女性だった。バリ島で焼いた肌がなめらかに光って、不思議と寒そうには見えない。
「寒くたってタクシーに乗るまでの我慢よ」
「あなた、もっと肌を見せて色気を出しなさい」
いつまでも「女」でいることを主張しながら、彼女は今年この世を去ってしまった。
そろそろ美容院に行かなくちゃね。背中があいたワンピースが着れるよう、エステにも行かなくちゃね。いつの間にか田舎臭くなった自分を嗜めながら独り言。久々に書店のファッション誌売り場を見ようと思う晩秋である。

実家に暮らしていた頃、書き上げた原稿をバックに放り込んで、仕事先に向かうのはいつもギリギリの時刻。今日は寒いからと家に戻る暇はないので、活用アイテムとして大判ストールを持ち歩くことにしていた。
ちょうど今頃だったと思う。森山良子さんとディナーショーの打ち合わせが終わり、ビルの外に出るとピューピューと木枯らしが吹いている。薄手のセーターにストールを羽織っただけの私に、「おだゆ、寒くないの?」と良子さんが心配してくれた。「ぜーんぜん」と応えながら本当は震えていたのだけど、おしゃれのためなら痩せ我慢するのが若さだったと思う。
ところが昨年あたりから寒さへの耐性が弱くなってきた。これまでババシャツなど敵だと思っていたのが、通販サイトで保温下着を物色する軟弱さ。デザインよりも機能優先で、肌色のモモヒキだって履いてしまう。お年寄りがミノムシみたいに重ね着している理由を、年齢と共に実感するようになった。
衣替えしたクローゼットを見回しながら、さあ今日の外出はどうしたものか。赤いストールだけじゃ心許なく、ローゲージのざっくりカーディガンを選ぶ私に、忠告の声が聞こえてくる。それは飲み友達だった大御所スタイリストのTさん。以前「ノースリーブは大人の勝負服」の日記に書いた通り、真冬でもコートの下はノースリーブを着ている女性だった。バリ島で焼いた肌がなめらかに光って、不思議と寒そうには見えない。
「寒くたってタクシーに乗るまでの我慢よ」
「あなた、もっと肌を見せて色気を出しなさい」
いつまでも「女」でいることを主張しながら、彼女は今年この世を去ってしまった。
そろそろ美容院に行かなくちゃね。背中があいたワンピースが着れるよう、エステにも行かなくちゃね。いつの間にか田舎臭くなった自分を嗜めながら独り言。久々に書店のファッション誌売り場を見ようと思う晩秋である。
November 03, 2009
すっぴん肌は美しい生活から
女性は社会に出ると化粧するのがマナーだと言われている。その一方で、すっぴんでも綺麗なら口紅程度でいいという意見もある。赤ちゃんの肌をヨーイドンとして、いったい何歳まですっぴんが通用するのか気になるところだ。
他人の美の秘密についてリサーチしているサイトB:Laboの「世の中のすっぴん事情」を見て驚いた。女性たちへ「あなたがすっぴんで限界だと思う歳は?」の質問に対して、10代は17.1歳、20代は24.8歳、30代は28.8歳、40代は36.9歳、50代は40.3歳という回答結果が出ている。50代の回答は分かるとして、10代が17.1歳をすっぴんの限界と思っているのは異常ではないだろうか。
一方で男性たちへ「ズバリ、すっぴんはありですか?なしですか?」の質問では、86.8%が「あり」と答えている。しかしネットマーケティング会社アイシェアの調査によると、女性の「すっぴん」を見てがっかりした男性は44.2%もいる。その理由とすれば、彼女が素肌を見せてくれる行為は嬉しいけれど、バッチリメイクからすっぴんへの落差にドン引きするパターンが多いらしい。
昨夜の出来事。スーパー銭湯に行った際、パウダールームで異様な光景を見た。鏡の前に10代とおぼしき女性3人が並んで、大声で喋りながらメイクしている。すでに髪は乾かし終わり、後ろにドライヤーを使いたい人が待っているのもお構いなし。蝋人形のようにべったりとファンデを塗り、つけまつげの上から更にマスカラを1本1本塗っているのだ。
会話の内容からすると、ボーイフレンドたちと飲食コーナーで待ち合わせしているらしいのだが、せっかくの湯上り肌にどうしてフルメイクするのだろうか。それとも剃り落とした眉毛や汚い肌を隠しているのだろうか。このペースで行けば彼女たちが30歳を超えた頃には、オバサンどころか老人の肌になってしまうだろう。
女性は歳を取るほどファンデで荒隠しをしたくなる。しかし厚塗りは皺を余計に目立たせ、日差しや蛍光灯の下で白浮きした顔は、「出たな、妖怪!」みたいだ。むしろ軽くパウダーをはたく程度が、若々しく見える秘訣じゃないかと思うし、そのためにも肌を苛めない習慣をキープすることが大切である。
美しい肌とは何も気にしないズボラ肌でもなく、高価な化粧品でカバーした肌でもない。食事や紫外線、喫煙、睡眠時間などに気を使う「美しい生活」から生まれるものだと思う。そして「清潔な心」。混みあったパウダールームを占拠していた10代の彼女たちは、ボーフレンドたちに黒ずんだ毛穴だけでなく、黒ずんだ心まで見通されないようご用心あれ。
他人の美の秘密についてリサーチしているサイトB:Laboの「世の中のすっぴん事情」を見て驚いた。女性たちへ「あなたがすっぴんで限界だと思う歳は?」の質問に対して、10代は17.1歳、20代は24.8歳、30代は28.8歳、40代は36.9歳、50代は40.3歳という回答結果が出ている。50代の回答は分かるとして、10代が17.1歳をすっぴんの限界と思っているのは異常ではないだろうか。
一方で男性たちへ「ズバリ、すっぴんはありですか?なしですか?」の質問では、86.8%が「あり」と答えている。しかしネットマーケティング会社アイシェアの調査によると、女性の「すっぴん」を見てがっかりした男性は44.2%もいる。その理由とすれば、彼女が素肌を見せてくれる行為は嬉しいけれど、バッチリメイクからすっぴんへの落差にドン引きするパターンが多いらしい。
昨夜の出来事。スーパー銭湯に行った際、パウダールームで異様な光景を見た。鏡の前に10代とおぼしき女性3人が並んで、大声で喋りながらメイクしている。すでに髪は乾かし終わり、後ろにドライヤーを使いたい人が待っているのもお構いなし。蝋人形のようにべったりとファンデを塗り、つけまつげの上から更にマスカラを1本1本塗っているのだ。
会話の内容からすると、ボーイフレンドたちと飲食コーナーで待ち合わせしているらしいのだが、せっかくの湯上り肌にどうしてフルメイクするのだろうか。それとも剃り落とした眉毛や汚い肌を隠しているのだろうか。このペースで行けば彼女たちが30歳を超えた頃には、オバサンどころか老人の肌になってしまうだろう。
女性は歳を取るほどファンデで荒隠しをしたくなる。しかし厚塗りは皺を余計に目立たせ、日差しや蛍光灯の下で白浮きした顔は、「出たな、妖怪!」みたいだ。むしろ軽くパウダーをはたく程度が、若々しく見える秘訣じゃないかと思うし、そのためにも肌を苛めない習慣をキープすることが大切である。
美しい肌とは何も気にしないズボラ肌でもなく、高価な化粧品でカバーした肌でもない。食事や紫外線、喫煙、睡眠時間などに気を使う「美しい生活」から生まれるものだと思う。そして「清潔な心」。混みあったパウダールームを占拠していた10代の彼女たちは、ボーフレンドたちに黒ずんだ毛穴だけでなく、黒ずんだ心まで見通されないようご用心あれ。
November 02, 2009
人生の紅葉物語を撮る
一眼レフのデジカメを購入して1ヶ月半近く経った。いっこうに腕が上がらないばかりか、海と猫の写真ばかり撮っているのには飽きる。修行の旅に出ねばと、紅葉を見に行く日帰りのバスツアーに参加した。団体行動が苦手な私にとっては勇気を振り絞った試みである。
新宿西口を朝8時に出発して中央高速へ。向かった先は清里・八ヶ岳方面で、窓の景色を見ながら走るのは久しぶりだ。自分で運転すると追い越しばかりに夢中になり、アスファルトの路面しか記憶に残らなくて、情緒とは程遠い旅になるからである(^^;
小淵沢ICで降りて紅葉ポイントを回るルートは、清里の東沢大橋(赤橋)、みずがき山自然公園、通仙峡。午前中は山肌に日が射して「山燃ゆる秋」であったが、午後になると天気予報通りに雲が広がって、紅葉は一気にくすんだ色になる。測光も露出も知らない私は、馬鹿の一つ覚えの全自動モードで写すのみ。初心者アマチュアカメラマンのそのまた駆け出しみたいな、公開するには恥ずかしい作品の数々をご覧下さいませ。
駆け出しのくせに飽きも早いのが悪い癖。レンズを向けながら心の変化として、大雑把な遠景を撮ることがつまらなくなってきた。物書きという職業のせいか、部分的に切り取った風景が好みなのである。撮影するのは物語。同じギザギザの形をしたカエデであっても、近づくと葉っぱの一枚一枚が自己主張している。
「空に透き紅葉いちまいづつならぶ」(長谷川素逝)
約80枚写した中から最後に選んだのはこれ。手を広げた樹木の周りに、円を描くように散った落ち葉たち。樹木が人間だとすれば、落ち葉は長い人生のあいだに起こった出来事たちだ。喜怒哀楽の色に染まった何百何千のドラマが、裸ん坊の主人公を取り巻いている。
「日の暮れの背中淋しき紅葉かな」(一茶)

大粒の雨が振り出した帰り道は大渋滞。並んだシートから聴こえてくる寝息たちに交じり、旅する1日のドラマを終えた。
新宿西口を朝8時に出発して中央高速へ。向かった先は清里・八ヶ岳方面で、窓の景色を見ながら走るのは久しぶりだ。自分で運転すると追い越しばかりに夢中になり、アスファルトの路面しか記憶に残らなくて、情緒とは程遠い旅になるからである(^^;
小淵沢ICで降りて紅葉ポイントを回るルートは、清里の東沢大橋(赤橋)、みずがき山自然公園、通仙峡。午前中は山肌に日が射して「山燃ゆる秋」であったが、午後になると天気予報通りに雲が広がって、紅葉は一気にくすんだ色になる。測光も露出も知らない私は、馬鹿の一つ覚えの全自動モードで写すのみ。初心者アマチュアカメラマンのそのまた駆け出しみたいな、公開するには恥ずかしい作品の数々をご覧下さいませ。
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駆け出しのくせに飽きも早いのが悪い癖。レンズを向けながら心の変化として、大雑把な遠景を撮ることがつまらなくなってきた。物書きという職業のせいか、部分的に切り取った風景が好みなのである。撮影するのは物語。同じギザギザの形をしたカエデであっても、近づくと葉っぱの一枚一枚が自己主張している。
「空に透き紅葉いちまいづつならぶ」(長谷川素逝)
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約80枚写した中から最後に選んだのはこれ。手を広げた樹木の周りに、円を描くように散った落ち葉たち。樹木が人間だとすれば、落ち葉は長い人生のあいだに起こった出来事たちだ。喜怒哀楽の色に染まった何百何千のドラマが、裸ん坊の主人公を取り巻いている。
「日の暮れの背中淋しき紅葉かな」(一茶)

大粒の雨が振り出した帰り道は大渋滞。並んだシートから聴こえてくる寝息たちに交じり、旅する1日のドラマを終えた。
October 31, 2009
検索した元彼はハゲだった
「舞踏会の手帖」という古いフランス映画がある。未亡人になったマダムが若き日を振り返り、社交界デビューした時に踊った10人の男性たちを訪ねて歩く話だ。1937年のモノクロ映画ながら、「あの人は今」を知りたがる女性心理をついた名作だと思っている。
そんなロマンティックな手帖とは違うが、携帯電話のアドレス帳が500件を超えた。疎遠になった人を消去しようとして、ある人の名前で削除の指が止まる。
彼と出合ったのは六本木のディスコ。眩しいライトが突然暗くなり、チークタイムから逃げようとしたら、チャラチャラしたナンパ男が私の腕を強引に掴んで踊り始めた。
「チャンスを待ってたんだ。みんな狙ってたからね」
OKも言わないのに身体を密着させ、初印象はTシャツに移ったムスクオイルの香りだった。
その夜は仲良しカップルを誘ってダブルデート。ところが彼らを無視して一方的に聞かされたのは、次から次への自慢話だ。仕事は明治時代創業の商社で、父親の跡継ぎであること。大学ではゴルフ部で活躍していたこと。免許を取ったときからベンツに乗っていること。どこのディスコでも顔パスのVIPであること。ああそうですかーと馬耳東風な私に、口角泡を飛ばして喋る喋る・・。
「君をオレの彼女にしてやる」と勝手に決めつけ、以後は彼の地元・横浜でのデートが習慣となった。まるで『花より男子』の道明寺だ。
そんな派手な行動をやっかんだのか、私への親切からか、あるとき彼の友人が忠告してきた。「あいつには妻子がいるんだよ。大学だって中退だ」
「嘘でしょ」と答えたものの、怒りも嫉妬心も湧かず、真偽を問い詰めもしなかった。大して恋愛感情を持っていない後ろめたさで、逆に肩の荷が下り、恋人というよりも同級生の感覚になった。キスはご挨拶で基本は友だち。仕事の苦労話を聞き、家族の愚痴を聞き、眠くなった頃に家まで送ってもらう。やがて私に新しい彼が出来て「一緒に暮らすの」と告げたとき、煙草をくわえたまま固まっていた姿が最後だ。
そんなこんなの前置きで、話を携帯電話のアドレス消去に戻そう。今も元気かなあと思いながら、懐かしい氏名をネット検索してみると会社のホームページを発見したのだ。ああ良かった、この不況時に会社は潰れていない。
さらにキーワードを変えて検索していくと、えっ嘘でしょ!!! 彼の現在の顔写真を発見してしまった。細い腰履きのジーンズ、ムスクオイル、2シーターのベンツ。過去の記憶を全て吹っ飛ばすハゲおやじが写っていたのだ。まるで加藤茶!ホントにホントに彼なの?しかし眼鏡の奥にある一重まぶたを観察すれば、昔の面影が語りかけてくる。「なにやってんだ、電話してこいよー!」
実を言えば数年前、彼が離婚したことを人づてに聞いた。そのとき御機嫌伺いの電話をしようかとも思った。でも躊躇して正解だったな。だってハゲおやじだもーん!
・・てな冗談はともかく、携帯のアドレス帳から彼の名前は削除しないだろう。また会いたいわけじゃなく、名前自体が一冊の日記だからだ。
明日もブックマークしたページを開き、一方的に語りかけよう。六本木のカフェで昔、君がそうしたようにね。ショボショボ淋しい頭からして、不況続きに苦労したのは想像がつくけれど、君ならまだ行ける。チークタイムに私を抱きしめた腕で、きっと世界も抱きしめるはず! いつかこのブログを見つけて苦笑いする彼が、ベンツところじゃなくロールスロイスの後部座席に乗っていることを祈っている。
そんなロマンティックな手帖とは違うが、携帯電話のアドレス帳が500件を超えた。疎遠になった人を消去しようとして、ある人の名前で削除の指が止まる。
彼と出合ったのは六本木のディスコ。眩しいライトが突然暗くなり、チークタイムから逃げようとしたら、チャラチャラしたナンパ男が私の腕を強引に掴んで踊り始めた。
「チャンスを待ってたんだ。みんな狙ってたからね」
OKも言わないのに身体を密着させ、初印象はTシャツに移ったムスクオイルの香りだった。
その夜は仲良しカップルを誘ってダブルデート。ところが彼らを無視して一方的に聞かされたのは、次から次への自慢話だ。仕事は明治時代創業の商社で、父親の跡継ぎであること。大学ではゴルフ部で活躍していたこと。免許を取ったときからベンツに乗っていること。どこのディスコでも顔パスのVIPであること。ああそうですかーと馬耳東風な私に、口角泡を飛ばして喋る喋る・・。
「君をオレの彼女にしてやる」と勝手に決めつけ、以後は彼の地元・横浜でのデートが習慣となった。まるで『花より男子』の道明寺だ。
そんな派手な行動をやっかんだのか、私への親切からか、あるとき彼の友人が忠告してきた。「あいつには妻子がいるんだよ。大学だって中退だ」
「嘘でしょ」と答えたものの、怒りも嫉妬心も湧かず、真偽を問い詰めもしなかった。大して恋愛感情を持っていない後ろめたさで、逆に肩の荷が下り、恋人というよりも同級生の感覚になった。キスはご挨拶で基本は友だち。仕事の苦労話を聞き、家族の愚痴を聞き、眠くなった頃に家まで送ってもらう。やがて私に新しい彼が出来て「一緒に暮らすの」と告げたとき、煙草をくわえたまま固まっていた姿が最後だ。
そんなこんなの前置きで、話を携帯電話のアドレス消去に戻そう。今も元気かなあと思いながら、懐かしい氏名をネット検索してみると会社のホームページを発見したのだ。ああ良かった、この不況時に会社は潰れていない。
さらにキーワードを変えて検索していくと、えっ嘘でしょ!!! 彼の現在の顔写真を発見してしまった。細い腰履きのジーンズ、ムスクオイル、2シーターのベンツ。過去の記憶を全て吹っ飛ばすハゲおやじが写っていたのだ。まるで加藤茶!ホントにホントに彼なの?しかし眼鏡の奥にある一重まぶたを観察すれば、昔の面影が語りかけてくる。「なにやってんだ、電話してこいよー!」
実を言えば数年前、彼が離婚したことを人づてに聞いた。そのとき御機嫌伺いの電話をしようかとも思った。でも躊躇して正解だったな。だってハゲおやじだもーん!
・・てな冗談はともかく、携帯のアドレス帳から彼の名前は削除しないだろう。また会いたいわけじゃなく、名前自体が一冊の日記だからだ。
明日もブックマークしたページを開き、一方的に語りかけよう。六本木のカフェで昔、君がそうしたようにね。ショボショボ淋しい頭からして、不況続きに苦労したのは想像がつくけれど、君ならまだ行ける。チークタイムに私を抱きしめた腕で、きっと世界も抱きしめるはず! いつかこのブログを見つけて苦笑いする彼が、ベンツところじゃなくロールスロイスの後部座席に乗っていることを祈っている。




















